2018年11月09日

冬老け肌防止に◎「ミルク＆クリームクレンジング」５選

美容ライター
斎藤真知子

アラフォー女性で、普段オイルやリキッドタイプのクレンジングを使っている人は多いと思います。しかし、空気が乾燥している秋冬の間は、肌質を問わず、クレンジングをミルクかクリームタイプのものに切り替えましょう。

肌が「冬老け」におちいらないためには、化粧水や美容液の前に「クレンジングの見直し」が必要なのです。

美容エディター＆ライターの筆者が、アラフォー女性におすすめのクレンジングを5つご紹介します。

■ミルク＆クリームタイプのクレンジングがおすすめの理由

「1度でメイクが落とせる」というオイルやリキッドタイプのクレンジングを使っている人は多いと思います。しかし、1度でメイクが落とせるということは、メイクを落とす力が強いということでもあります。

また、水とサッとなじませてメイクを落としたりベタつきすぎない質感を実現するために、水と油をなじませる役割の「界面活性剤」などが多く入っていたりする場合もあります。つまり、脱脂力や洗浄力が強いということです。

アラフォー女性の肌は、水分量も皮脂量も確実に以前より減少しています。

ですから、空気が乾燥している秋冬の季節に、アラフォー女性が洗浄力や脱脂力の強いクレンジングを毎日使いつづけていると、肌の水分や皮脂を必要以上に落としてしまいます。

乾燥肌の人はもちろん、乾燥肌でない人でも、乾燥を助長するおそれがあるので注意が必要です。

メイクを落とす力はやや弱いけれど、肌のうるおいをとりすぎることはありません。また、最近はミルクとクリームの中間のような質感のクレンジングも多く、肌に負担をかけにくいようになっています。

メイクを落とす力が高いけれど、クリームの弾力が肌との間でクッションとなるので、同様に負担をかけにくいという特徴があります。

多くの女性が毎日しているメイクは、ベースを何層も重ねたりしない「ナチュラルメイク」だと思います。オイルタイプなどは、厚いメイクでも短時間で落とせる洗浄力の強さが特徴ですが、ナチュラルメイクを落とすなら、ミルクやクリームタイプのクレンジングで充分です。

技術の進歩に伴って、「メイクをきちんと落とす働き」と「肌に必要なうるおいを奪いすぎない働き」を兼ねそなえたアイテムが多く登場しています。

肌のうるおい力をこれ以上下げないためにも、負担をかけにくいミルクやクリームタイプのクレンジングがおすすめです。

シアバターを5％とオーガニック植物原料を10種配合した、肌にやさしいクレンジングです。顔に伸ばすと、フレッシュなラベンダーの香りが広がり、気分もかなり癒されます。

妊婦さんや赤ちゃんにも使えるほどの“やさしさ”がコンセプトのブランド。シリコン、合成香料、合成着色料、鉱物油、パラベン、すべて不使用で安心です。
（130g　税抜価格1,500円　ビーバイ・イー）

セブンイレブンで購入可能な、ミルクタイプのクレンジングです。

独自の「アクアカプセル処方」のおかげでメイク汚れにサッとなじみ、「ヒアルロン酸Na」と、より保水力の高い「MCキトサン」が肌の表面にうるおい膜をつくってくれるため、乾燥を防いでくれる点も嬉しいですね。

ミニサイズは、旅行にも最適です。
（23g　税抜価格237円／120g　税抜価格1,200円／240g　税抜価格1,500円　パラドゥ）

厳選されたオイル成分とシアバターで、メイク成分をしっかりと落としてくれるジェルミルクタイプのクレンジングです。「サボテン花エキス」が表皮のターンオーバーを整えてくれます。

肌をいたわりながらメイクを落としてくれるので、毎日使用していると肌全体の調子が整ってくる実感があります。伸びがよくスルスルとメイクになじむので、デイリー使いに最適です。

ほんのり甘い香りも好評です。
（200ml　ノープリントプライス　パルファムジバンシイ）

マツモトキヨシ限定で販売されているミルクタイプのクレンジングです。

「ライスブランオイル」と植物由来のクレンジング成分がメイク汚れを素早く浮かせ、「オーガニックスイートアーモンドオイル」が肌を包み込んでくれます。

洗い上がりの肌はつっぱらず、さっぱりとした感触になります。
（150g　税抜価格950円　カラーズ）

イキイキとした肌を目指す、アラフォー世代にぴったりのクレンジングクリームです。もっちりとした感触のクリームなので、メイクとなじませるだけで軽いマッサージ効果も発揮してくれます。

ユリ科の植物「白百合」や「ヒマラヤンラズベリー」の球根から抽出した成分で、ハリとツヤのある肌に導きます。11種類のハーブをブレンドした香りは、一日の疲れを癒すのに最適です。
（200g　税抜価格5,000円　アルビオン）

普段のメイクと相性の良いクレンジングを探し、秋冬の間の乾燥から肌を守ってくださいね。

（美容エディター＆ライター　斎藤真知子
編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの（でも現在はほぼ出ない）基本乾燥肌。）