2015年03月02日
30代・40代の気になるセルライトを撃退!ごま油で「アーユルヴェーダマッサージ」
冷えやむくみが原因で、太ももにセルライトがついてしまった人も多いはず。運動などで改善させることも大切ですが、ついてしまったセルライトは、運動だけではなかなか取れにくいもの。そんな悩みを抱えた人は、ヨガと密接なつながりのある「アーユルヴェーダマッサージ」で、ボコボコのセルライトを撃退しましょう。ということで、今回は簡単にできるマッサージをご紹介します。
■神秘的な「アーユルヴェーダ」とは?
アーユルヴェーダとは、インド古来の伝統的な健康法のこと。サンスクリット語の「アーユス(生命)」と「ヴェーダ(真理、科学)」の合成語で、「生命科学」を意味します。西洋医学の、病気は切ったり薬で治すという考え方に対し、アーユルヴェーダは治療よりも予防を第一に考えます。ですから、日常生活の中で病気にならないよう食事や運動(ヨガ)を指導するのはもちろん、一見関係のないように思える、瞑想や呼吸法、一日のリズムの整え方をタイプ別に指導します。
ごま油を活用
今回紹介するマッサージは、アーユルヴェーダで使用される代表的なゴマ油を使います(ゴマがアレルギーを起こす場合もあるので、合わない場合はすぐに使用をやめて下さい)。ゴマ油は身体を落ち着け、滋養を与える効果があるとされています。さらに、消化器系を浄化し関節や筋肉も潤滑になり、毒素を排出しやすくなると言われています。
マッサージオイルの作り方
焙煎していない生搾りのゴマ油を選びます。鍋で100度まで加熱処理し、その後粗熱を冷まし瓶に保存します。この工程を面倒くさいと思う人は、アーユルヴェーダの専用オイルも売っているので、自分に合ったタイプを探してみてくださいね。朝シャワーを浴びる前や夜お風呂に入る前にでも、オリジナルのゴマ油で気になるセルライト部分をマッサージするのをおすすめします。滑らかな肌に導き、きっと気持ちも落ち着いてくるはずです。
■マッサージを習慣にして、ほっそり脚に!
では、早速マッサージを開始しましょう! 今回ご紹介するマッサージ方法は、ゆっくりと脚全体を絞りながら、筋肉をほぐし血行をよくしていきます。
1. 足首から足の付け根まで、下から筋肉をさすり上げます。
2. 次に、太ももの内側を念入りに、鼠径部(そけいぶ)までマッサージしましょう。この時、骨と筋肉を離すように、筋肉が柔らかくなるのをイメージしながら行って下さい。
3. 次に、コリっと固まっている感じのする部分を掴んで揉みほぐしましょう。動作中は、椅子などに足を乗せ、脚裏は伸ばしたまま行うと、お尻から太腿裏のハムストリングスまでのストレッチ効果も大!
4. 最後に、座骨(お尻の骨付近)周辺や、臀部(でんぶ)をしっかり揉みほぐしましょう。反対側も同様にマッサージしましょう。
マッサージは心もほぐれる最高のリラクゼーションなので、忙しい人ほど実践してみて下さいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)