青汁を飲んでいる方ならご存知の「ケール」。その効能は多岐にわたり、まさにスーパーフードの名前にふさわしい野菜です。
サプリメントでとっているという方も多いようですが、ぜひ生のケールの料理にもなじんでみてください。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、簡単にできるケールのアンチエイジングレシピを3つご紹介します。
■「ケール」は、現代人にとって理想の野菜
あらゆる栄養素を含んだケールは、野菜不足になりがちな現代人にとって打ってつけの野菜です。特に、多くの方が望むアンチエイジングについても、多くの効果が期待ができます。
老化防止に役立つ抗酸化作用を持つ、「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」が一気にとれるほか、「カルシウム」も豊富に含まれています。
■ケールで「食べるスキンケア」を
豊富に含まれている「ビタミンE」は、血流を改善することで新陳代謝を活発にし、肌のターンオーバーが促進されて美肌効果をもたらします。
さらに、肌のハリや弾力、透明感のために役立つ「ビタミンC」もふんだんにとれるので、ケールは美肌のためにも積極的にとりたい野菜といえます。
■腸活のサポートにもおすすめ!
ケールからは腸内環境を整えるために欠かせない「食物繊維」もしっかりとれますので、日頃から便秘にお悩みの方にもおすすめしたい野菜です。
■「ケールのアンチエイジングレシピ」3選
独特な苦みや青臭さが気になるケールは、加熱すると甘みが出て美味しくいただけます。また、オイルとの相性も良いので、ソテーやホットサラダで食べるのがおすすめです。
(1)ケールのナムル
材料(2~3人分)
・ケール 150g
・しょうゆ 小さじ1
・鶏がらスープの素 小さじ1/2
・ごま油 大さじ1/2
・塩 適宜
・ごま 大さじ1
作り方
(1)ケールの葉は、ざく切りにしておきます。
(2)鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ入れ、(1)を1~2分茹でます。
(3)(2)を冷水にとり、ギュッと絞って水気を切ります。
(4)(3)にしょうゆ、鶏がらスープの素、ごま油、ごまを加えて混ぜ合わせ、塩で味を調えれば完成です。
(2)ケールとさくらえびのソテー
材料(2~3人分)
・ケール 150g
・にんにく 1かけ
・さくらえび 30g
・オリーブオイル 大さじ2
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)ケールの葉は、ざく切りにしておきます。
(2)にんにくは、みじん切りにしておきます。
(3)フライパンにオリーブオイルを流し、(2)とさくらえびを入れて香りが立つまで熱します。
(4)(3)に(1)を加えてさっと炒め、塩、こしょうで味を調えれば完成です。
(3)ケールとマッシュルームのホットサラダ
材料(2~3人分)
・ケール 150g
・マッシュルーム水煮(スライス) 50g
・にんにく 1かけ
・オリーブオイル 大さじ2
・バルサミコ酢 大さじ1
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)ケールの葉は、ざく切りにしておきます。
(2)にんにくはスライスしておきます。
(3)フライパンにオリーブオイルを流し、(2)を加えて香りが立つまで炒めます。
(4)(3)にケールとマッシュルームを加えて炒め、材料にオイルがなじんだところで火を止めてバルサミコ酢を振りかけます。
(5)(4)に塩、こしょうで味を調えれば完成です。
美と健康の願いの全てが叶えられそうなケールは、まるで食べるサプリメントです。青汁でしか飲んだことがないという方にも、身近な野菜として親しんでいただけたらと思います。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※ケール – わかさ生活