年齢とともに似合う色が微妙に変わっていきます。それに気がつかずに、何年も同じお気に入りの色をまとっていると、老けて見えることがあります。
そのため、メイクでまとう色は、季節ごとに見直して更新していくことが大事です。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、40代女性におすすめの自分に似合う色選びのポイントをご紹介します。
■自分に似合う色を知ることから始める
まずは、自分に似合う色を知ることから始めましょう。そのためには、「パーソナルカラー診断」を受けるのがおすすめです。
直接プロの診断を受けるのが理想ではあるものの、オンラインを利用するという手もあります。
パソカラ/ヴィセ
コーセーのプチプラブランド「ヴィセ」のパーソナルカラー診断です。診断には、スマホが必要となります。診断の仕方は、スマホで自分の写真を1枚撮影し、診断ボタンを押すだけなので簡単です。
4つの季節のどのタイプに当てはまるか診断され、ポイントメイクごとに色選びのアドバイスを受けることができます。
ORBISアプリ/ORBIS
オルビスのパーソナルカラー診断もスマホが必要です。そのうえ、アプリのダウンロードが必要で、パーソナルカラー診断を受けるためには会員登録が必要となります。
いくつかの質問に答えたあと、正面の顔写真と笑顔の写真2枚を撮影して診断します。4つの季節のどのタイプに当てはまるか診断され、似合う色を交えてメイクやヘアカラー、ジュエリー、ファッションのアドバイスを受けることができます。
■40代のメイクの色選びのポイント
肌をくすませない色を選ぶ
パーソナルカラー診断で自分に似合う色がわかったら、それを参考にして色を選んでみましょう。そして、洋服や布など面積の大きいもので実際にその色をあててみましょう。
顔色の変化に注意しながらまとい、肌をくすませない色を選ぶことが大切です。そういう色を見つけたら、記録しておきましょう。
肌とかけはなれた色はさける
自分に似合う色と診断された色でも、肌とかけはなれた色はメイクでは用いないことがベストです。
肌から色が浮いて悪目立ちすると、古臭く見えるからです。特に、アイシャドウは注意しましょう。
リップやチークは、顔色を明るく見せ肌になじむ色をまとう
アラフォー女性は、リップやチークは顔色をパッと明るく見せてくれる色を選ぶ必要があります。そうすることで、くすみを払拭していきいきとした表情をつくることができます。
とはいうものの、ビビッドすぎるカラーは悪目立ちしたり、ケバく見えてしまうことがあるのでNGです。必ず肌になじむ色をまとうことを心がけましょう。
ツヤのある質感のものを選ぶ
40代からは色だけでなく、質感にも目を向けてアイテムを選ぶ必要があります。
チークはマットな質感のものでもかまいませんが、目元と口元には自然なツヤが必要です。ツヤのあるものを選ぶと、肌がうるおって見えたり、若々しく見えたりするからです。
また、鮮やかに思える色もツヤがあることで肌になじみやすくなります。
自分に似合う色を見直して、今の自分にふさわしいメイクを楽しんでみてください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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