毎日のクレンジングも、メイクに合わせた適切なクレンジングをしないと、しっかり落とせません。
コスメコンシェルジュや美容家のプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、メイクが落としきれていないサインをご紹介します。
■「メイクが落としきれていないサイン」とは?
(1)目の周りだけ色素沈着している
アイシャドウがちゃんと落としきれていないと、酸化してくすみの原因につながります。
繰り返し間違ったクレンジングをすると色素沈着してしまうので、クレンジング力の高いアイテムを使うことが大切です。
(2)スキンケアをする時にコットンに色がつく
スキンケアの際にコットンに汚れがつくのは、ちゃんとメイクが落とせていないサインです。
肌に合わせたクレンジングアイテムを選ぶことも大切ですが、メイクがしっかり落とせていないと肌に負担がかかり、肌サビの原因につながります。
「自分のメイクは、どのクレンジングアイテムを使えばちゃんと落ちるのか」を把握することが大切です。
(3)オイルクレンジングを使用しているのに、汚れが残っている気がする
オイルクレンジングを使用している方は、ちゃんと洗顔をしないとオイルが肌に残ってしまうことがあります。
しっかり洗顔料を泡立てて肌をこすらないようにまんべんなく洗うと、クレンジングでは落としきれない汚れもきちんと落とせます。
■メイクに合ったクレンジング選び
メイクアップ化粧品に合わせたクレンジング選びの目安をご紹介します。
(1)オイルタイプ
一番クレンジング力が強いので、ウォータープルーフの日焼け止めやマスカラアイライナー、油性のエマルジョンファンデーションなどを落とすのに適しています。
ただし、肌への負担もかかりやすいので、濃いメイク部分にだけ使うことがおすすめです。
(2)クリームタイプ・油系ジェル
リキッドファンデーションが落とせるくらいのクレンジング力のものから、濃いメイクを落とせるクレンジング力のものまで、種類が豊富なのが特徴です。
メイクの濃さに合わせて使い分けがしやすいのがメリットのアイテムといえます。
(3)ローションタイプ・水系ジェル・乳液タイプ
クレンジングのなかでも最もクレンジング力の弱いタイプです。BBクリームやCCクリームといった、石鹸でも落としやすいメイクを落とすのに適しています。
ただし、ローションタイプは、拭きとる時に摩擦が生じて肌に負担がかかりやすいので、使う時にこすりすぎないように注意が必要です。
クレンジングは、メイクの濃さに合わせて選ぶことが大切です。そのため、まずは自分のメイクが、「しっかりメイク」なのか「ナチュラルメイク」なのかを把握するところから始めましょう。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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