「老けたくはない、でも美容にかける時間はそんなにない!」という忙しい40~50代の女性は多いと思います。
エステティシャンの筆者が、悩み別「寝る前にちょっとやるだけでOKの簡単・時短セルフケア」を3つご紹介いたします。毎日少しの実践で、美しさを磨いていくことができます。今日の夜からぜひ習慣化してください。
■寝る前にやればOK!お悩み別「簡単・時短セルフケア」3つ
(1)眠りが浅い、朝疲れが残りやすい
眠りが浅くなる原因の1つに、冷えがあります。夜になると手足があたたかくなって熱を放出し体温を下げ、眠りの準備に入るのですが、身体が冷えている人はこのしくみがうまく働かないのです。
入浴などで体温が上がったあと、下がりはじめに眠ることができると、睡眠の質があがって翌朝すっきり起きられます。一番いいのは、湯船につかったあと、なるべく早く布団に入ることです。
朝シャン派の場合や湯船に浸かる時間がない場合は、ストレッチを5分行うだけでも体温が上昇し、入眠しやすくなります。
太ももやおしり、下半身や背中などの大きな筋肉を、重点的にストレッチして眠るようにしましょう。きっと翌朝は、ぐっすり眠った感覚が得られるはずです。
(2)おでこ、眉間のシワが気になる
おでこや眉間のシワが気になる場合は、眼精疲労や筋肉の緊張などが一因であることもあるので、おでこ、眉間、眉毛の筋肉、生え際を軽くマッサージしてほぐしてあげましょう。
マッサージが面倒な場合は、ホットアイマスクやホットタオルなどで温めるだけでもOKです。筋肉の緊張がやわらぐことで、寝ている間にさらなるシワが刻まれるのを防いでくれます。
(3)エラが張る、フェイスラインがたるむ
エラが張る原因とフェイスラインのたるみの一因に、寝ている間の歯ぎしりや噛み締めがあります。
眠る前に咬筋(上記写真の丸で囲った部分)をマッサージして筋肉の緊張をほぐすことで、噛みしめの予防になります。噛みしめがひどい方は、枕の見直しや口腔外科での相談をおすすめします。噛み締めのクセがあると、小顔とはほど遠くなってしまいます。
どんなに忙しくても、「きれいになること」「きれいでいること」は捨てたくないですよね。時間と労力をたくさんかけられなくても、1日5分でも手をかける習慣をつければ、老化の針を遅らせることにつながります。ぜひ、気になるところからセルフケア習慣をつけてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美)
【関連記事】
・カバー力抜群!透明感キープに◎な「シミ隠しテクニック」
・老け見えシワの元!「目元の乾燥」が加速するNG習慣4つ
・「首のシワ」を予防!今すぐ始めたい「首シワ対策」3つ
・たるみ頬リフトアップ!「ほうれい線にサヨナラ」する顔ヨガまとめ