2019年04月18日
10年後に後悔しない!ネイリストが教える「手のシミ」予防法
紫外線が気になる季節になりました。
顔のUVケアは一年中していると思いますが、手のUVケアはちゃんとしていますか? 「めんどくさいなぁ」と油断していると、10年後に後悔しますよ。
日本ネイリスト協会本部認定講師の筆者が、手のシミを予防する紫外線対策をご紹介します。
■“手のUVケア”ちゃんとしていますか?
日差しも心地よくて太陽が気持ち良い季節ですが、4月から5月は紫外線の量も強さも多く、肌老化の原因の80%が紫外線によるものといわれています。
顔のUVケアはお化粧と一緒に念入りにしている方も多いと思いますが、手は頻繁に洗うし、面倒だからといって忘れてしまいがちです。
しかし、筆者のネイルサロンにいらっしゃる50代以降のお客様からは「手もちゃんとUVケアしておけばよかった」というお言葉をよく聞きます。なので、ネイリストがおすすめする“手のUVケア”をご紹介します。
■ネイリストがおすすめする“手のUVケア”
“保湿”は基本
手の甲もお顔と同じ皮膚ですので、シミやシワを防ぐならやはり保湿は必須です。とはいえ、手は顔と違って頻繁に手を洗ったり、除菌したりと、かなり酷使しています。
食器洗剤やエタノール入りの除菌剤などは、手の油分や水分をあっという間にうばっていきますので、その都度ハンドクリームなどの保湿ケアをしましょう。
手荒れもシミなどの原因になりますので、目の粗いタワシやスポンジなどで皮膚をこすらないように気をつけましょう。
“手のUVケア”におすすめのグッズ
(1)ゴム手袋
直接のUVケアではありませんが、乾燥による手荒れはシミやシワの原因につながります。乾燥による手荒れを防ぐためにも、脱脂力の強い食器用洗剤や掃除用の洗剤を使用する時には「ゴム手袋」をして行うことをおすすめします。
筆者のサロンにいらっしゃるお客様にもおすすめしていますが、これだけでも手荒れが減ったという方がたくさんいらっしゃいます。最近は可愛いデザインのゴム手袋もありますので、家事も楽しくなりますよ。
お肌が敏感な方には、「ニトリルゴム手袋」もおすすめです。
(2)水で洗い流せるUVケアハンドクリーム
乾燥による手荒れを防いだうえで、UVケアを行いましょう。
お顔用のUVケアクリームなどを手に塗る場合は、手洗いだけだとUVケアの成分が残って、手荒れの原因になってしまいます。なので、メイク落としでしっかりとクレンジングをしましょう。
手を洗ったら必ず保湿が必要なので、クレンジングが面倒な場合は、「水で洗い流せるUVケアハンドクリーム」がおすすめです。
■手に“時間とお金”をかけましょう
「手のケアなんて面倒だな」と思われた方も多いと思います。唐突なお話ですが、手に時間とお金をかけてみましょう。
例えば、お金をかけてネイルサロンで可愛いネイルをしたからこそ、ネイルがもっと映えるようにお肌もきれいにしたくなりますよね。時間をかけてマニキュアを塗れば、自分の好きなカラーが似合うように、お肌のトーンも明るくしたくなると思います。
そういった気持ちがとても大切で、そこからまさに、手に“手間をかける”ことができるようになります。
10年後に後悔しないように、いつ誰に見られても恥ずかしくないキレイな手を目指して、今日から手の保湿と紫外線対策をしっかり行いましょう!
(トータルビューティーマニキュアリスト/ネイルサロン・スクールSherry Dolce代表/日本ネイリスト協会本部認定講師/スキンケアアドバイザー/コスメコンシェルジュ 沖りか)
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