年齢とともにたるみやすい「毛穴」。正しいケアをしないと、毛穴が広がったり黒ずんだりする原因につながります。
コスメコンシェルジュや美容家のプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、ブサイク毛穴を招くNG習慣をご紹介します。
■ブサイク毛穴を招くやりがちなNG習慣2つ
(1)毛穴を隠すためにファンデを厚塗りにする
開き毛穴を隠すためにファンデを厚塗りにしてしまうと、毛穴がつまって皮脂分泌が過剰になったり、酸化の原因につながったりします。
毛穴をカバーしたい時は、毛穴引き締め効果のあるスキンケアや、皮脂抑え効果のある下地を使うことがおすすめです。
(2)無理やり角栓を押し出す
鼻を押したら簡単に角栓がとれますが、これは毛穴が開く原因につながります。角栓がとりきれなくて酸化したり、押し出す時に皮膚に負担がかかったりします。
また、衛生面から考えても、雑菌が入って炎症を起こしてしまう可能性があります。頑固な毛穴の詰まりが気になる時は、専門店でお手入れしてもらうほうが得策です。
■毛穴ケアの方法
(1)汚れを吸着するアイテムを使う
角栓は、皮脂や古い角質、汚れなどが混ざってできやすくなります。最初は柔らかくて白い角栓ですが、空気や紫外線の影響で酸化して黒ずみ、頑固な角栓になってしまいます。
毛穴詰まりは、なかなか普段の洗顔で落ちにくいので、角栓をオフする酵素洗顔やクレイパック、スクラブ剤でのケアがおすすめです。
(2)洗顔前にホットタオルを使う
「洗顔料を変えなくてもできるケアが知りたい」という方には、ホットタオルを使うことがおすすめです。
ホットタオルによって毛穴が開いて汚れが浮きやすくなるので、いつもの洗顔でも毛穴の詰まりを落としやすくなります。
(3)抗酸化作用のある化粧品を使う
詰まった毛穴は、酸化によって黒ずんでしまいます。そのため、スキンケアに抗酸化作用のあるアイテムを使うだけでも、酸化防止につながります。
おすすめは、「ビタミンC誘導体」や「コエンザイムQ10」の入ったアイテムです。
さらに、年齢肌によるたるみ毛穴のケアには、コラーゲンを増やす働きのある「レチノール」や、「ペプチド」などが入ったアイテムでお手入れすると良いでしょう。
年齢とともに、詰まり毛穴だけではなくたるみ毛穴も目立ってきます。少しでも毛穴が気になりだしたら、早めのケアが大切ですので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3
ヘアメイク、美容講師、コスメコンシェルジュ、ライターなどマルチに活動。ヘアメイクでは、企業から一般撮影、PV撮影に携わり、撮影会のイベントで全国をまわっている。)
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