そろそろ夏仕様の身体作りをスタートさせませんか？　「あれ、痩せた？」と友人が気づくくらい引き締まるには3ヶ月は必要。ということは今が始め時！　身体を動かしやすい今、新しいウェアやダイエットダイアリーを購入してモチベーションを上げてはいかかですか？　今回は、簡単エクササイズとダイエットのポイントをご紹介。さっそく魅せボディ作りをスタートさせましょう。

■検証：あなたの太り癖はこれが原因!?

口さみしい時はまず｢水分補給｣

まず実践して欲しいのが「水分補給」。お腹がすいたと思っても実は喉が乾いている場合は多いもの。乾きと飢えを間違わないように注意しましょう。本当に小腹が空いたのであれば、少量で満足感が得られる高栄養価の食品を摂りましょう。このときストレスが溜まるほど我慢すると、後でお腹がパンパンになるまで食べ続けてしまいかねません。スナックは上手に利用しましょう。

<ポイント>

OK：温かいお茶などを飲む・ナッツや比較的硬めのチーズなどをつまむ
NG：シュガーレスや無脂肪など低カロリー飲料を飲む・ひたすら我慢をする

 

目標にするのは18歳頃の体型

モデルさんは細くて憧れますが、エイジング世代は若い時とは違い、痩せ過ぎると年齢よりも老けて見えてしまいます。実現可能なところで折り合いをつけ自身の美しさを知ることが大切です。目標設定は、基礎代謝が最も高かった、女性：18歳頃、男性：21歳頃に定めるのがベスト。

<ポイント>

OK：18歳頃の基礎代謝率が一番よかった時期・心身ともに健やかでいられるベスト体重
NG：ひたすら細いモデルや女優・ハードなダイエットをして痩せた時

 

基本が大切！食事制限orエクササイズ

エネルギー代謝には次の3種類があります。

(1)基礎代謝 …生きていく上で最低限必要なエネルギー消費。体温を保ち内臓を動かすなど、何もせず横になるだけでも使われるエネルギー
(2)生活活動代謝 …日常の動作や運動など、体を動かすときに必要なエネルギー消費
(3)食事誘導性熱代謝 …食事をすると身体が温かくなるといったように、食べ物を摂ることで使われるエネルギー

これら3つの代謝の合計量が「消費エネルギー」。なかでも基礎代謝量は1日の総消費エネルギーの60-70％を占め、特に運動をしなくてもエネルギーが消費されるため、積極的に動いて基礎代謝量を上げることが体脂肪を減らすポイントに。また、ウエストはストレスが溜まるほど太くなるとも言われているので、あくまで目安として18歳頃のサイズを目標にしてみて。

<ポイント>

OK：日常生活で簡単に出来る階段を使う、ひと駅分歩く、自転車を利用する
NG：○○だけ摂る、炭水化物カット、糖分カット、無理な食事制限

 

■理想ボディを目指せ！

エクササイズのポイント

このエクササイズは、片膝を立てた状態で動作します。いかにバランスをとるかがポイント。意識を太腿とお腹に向けてバランスをとりましょう。太腿を1本のラインに乗せるイメージで太腿内側に力を入れ、お腹と腰を引き寄せ合うように上半身を安定させます。前後左右から力を骨盤に集めるイメージです。

身体を捻った時に、お尻が開いてしまうので、骨盤を床と垂直の位置でキープするように意識しましょう。驚くほどお尻や太腿が引き締まってきます。また、胸の筋力も使うのでバストアップにも効果大です。

 

エクササイズの方法

(1)両膝を床につけ、左足を前に出します。この時、左膝の真下に踵をつけるようにしましょう。右手は耳の横に、左手は腰に当てます。この時、腰が反ったり、丸まったりしないようにお腹に力を入れ、背骨を伸ばしましょう。

(2)息を吐きながら、右肘は左膝の外側をタッチし、お腹を絞ります。この時左肩を後ろに引いて胸を開き、猫背にならないように意識して下さい。そのまま正面に戻り、15回繰り返しましょう。

(3)反対側も同様に動作しましょう。慣れてきたら2セットにチャレンジしてみて下さい。

腰に置いている腕を後ろに引けば胸が開き、肩甲骨周りの褐色脂肪細胞も活性化されて基礎代謝率もアップしやすくなるので、反動を使わずゆっくりと動作して下さいね。
（株式会社ボディクエスト　YOGAエクササイズディレクター　森和世）

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【参考】
※カロリーナビ　活動量計カロリズム – タニタ