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摂り方もポイント!美容家が本当に食べてる「良質オイル」3つ

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

近頃、ココナッツオイルや亜麻仁油などの良質オイルが話題ですね。良質とはいえ油は油ですから、摂り方を間違えるとかえって脂肪の原因になってしまうことも……。そこで今回は、美養フードクリエイターである筆者が実際に摂っている良質オイルと、効果的な摂り方をご紹介します。

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■美容家が本当に使っている良質オイル3つ

(1)ココナッツオイル

いま大人気のココナッツオイル。体内で素早く燃焼され、脂肪として蓄積されにくい「中鎖脂肪酸」を多く含みます。また、中鎖脂肪酸を摂ることで体内で産まれる「ケトン体」は、身体に備わっている抗酸化作用を持った酵素の働きを活性化させます。そのためアンチエイジング食材としても注目されています。

 

(2)亜麻仁油

体内で合成することのできない「オメガ3系脂肪酸」が豊富。この脂肪酸は血管をしなやかに保つ働きや、中性脂肪を下げて血液をサラサラに保つなど、血液の健康に欠かせません! また、「リグナン」という女性ホルモンの「エストロゲン」と同じような働きをするポリフェノールが含まれていますから、婦人科系の悩みがある方も積極的に摂っておきたいもの。

 

(3)オリーブオイル

オリーブオイルは、ヨーロッパでは「抗酸化力で身体を守ってくれる」という表示が認められており、ポリフェノールと「ビタミンE」の働きで活性酸素から身体を守ります。主成分の「オレイン酸」は小腸で吸収されにくく、大腸を刺激してぜん動運動を促す働きも。さらに、オリーブの葉から抽出されたエキスに含まれる「オレウロペイン」というポリフェノールには、シミの元となるメラニンの生成を抑制し、コラーゲンの生成を促す作用もあると言われていますから、美肌にも◎。

 

■より効果的な摂り方のポイント2つ

(1)いつもの油と置き換えて!

しかし油は油。カロリーは決して低くありませんので、今まで使っていた油と置き換えて使いましょう! ココナッツオイルとオリーブオイルは、加熱にも強く普段の料理に使えますよ。

 

(2)亜麻仁油は「非加熱」が鉄則

亜麻仁油などのオメガ3系脂肪酸は、非常に酸化しやすいため非加熱で使いましょう。サラダやスムージー、ヨーグルトにかけて使ってみて。また、開封後は冷蔵庫で保存してくださいね。

いつもの食用油をこれらの油に置き換えるだけで、ちょっとキレイに近づけるはず。とっても手軽なので、みなさんも是非、試してみてくださいね。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)

【関連記事】
加熱するだけでイイの!?「リンゴでアンチエイジング」レシピ3つ

【参考】
※クロワッサン特別編集(2014)『ココナッツオイルバイブル』(マガジンハウス)
※Dr.クロワッサン(2014)『「油」で健康になる!』(マガジンハウス)
※横山淳一著『炭水化物を食べながらやせられる!地中海式世界最高の健康ダイエット』(SB新書)
リグナン – 日本製粉
画期的美白成分「ヒドロキシチロソール」 – ファンケル
オレイン酸 – わかさ生活
オレウロペイン – わかさ生活

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