代謝が下降気味なエイジング世代は、ちょっとでも気を抜くと下腹部がぽっこり。ウエスト周りが俄然「おばさん」と化してしまいます。簡単なエクササイズで、脱「おばさん腹」を心がけてみませんか?
ヨガ&フェイシャルヨガ講師の筆者が、下腹部を引き上げるとっても簡単な呼吸法をご紹介します。
■超簡単!寝たまま息を吸うだけのお腹ヤセとは?
20代の頃から体重が変わらないのに、40代を過ぎると、急にお腹周りのサイズが気になるもの。
それは、体型のたるみだけでなく、内臓下垂が原因である可能性も考えられます。鍛えなければ重力によって下垂していく私たちの身体は、まさに”引き上げる”力が必要です。今回お伝えするブレスエクササイズは、重力にも負けない、自らの呼吸だけで引き上げる画期的な方法です。
■5秒×5セット!ブレスエクササイズのやり方
(1)まず、仰向けに寝てお腹に両手をあてましょう。呼吸によってお腹が上下するのを感じられます。そして、息を全て吐ききりましょう。
(2)息をゆっくりと吸います。たくさん吸ったら一度息を止めましょう。
(3)止めたところから、更に息を吸い込みます。たっぷりと吸いきったらゆっくりと息を吐ききります。1〜3を5から10セット続けましょう。
二段階で息を吸うことで横隔膜が上がると同時に、内臓も引き上げることができます。また、ぽっこりお腹の原因となる内臓を支える骨盤底筋も引き上げることができるため、無駄な力を使わずにお腹を引き上げるエクササイズを行うことができるのです。
サイズオーバーしたお腹を日頃から引き上げておくことで、休日もオシャレを楽しめるはず。産後の女性や尿失禁が気になる方にもおすすめです。
(Lapure(ラープレ)主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世)
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