秋になり、美味しい食材がたくさん味わえる季節になりました。一方、お腹の脂肪が気になりますよね。
健康美運動指導士の筆者が、「腹筋運動」でお腹の脂肪が落とせないワケをお伝えします。
■腹筋でお腹の脂肪が落ちないワケ
フィットネス指導歴30年の筆者が、生徒さんから「お腹の脂肪は、腹筋をしたらとれますか?」という質問をよく聞かれます。答えは、「NO」です。
お腹の脂肪が気になるからと、腹筋運動を一生懸命にしている人も多いのではないでしょうか? しかし、お腹が出る原因のほとんどは「脂肪」です。お腹まわりに「脂肪」がついたから、お腹が出てきているのですよ。
お腹の脂肪を燃焼させるためには、「有酸素運動」をする必要があります。
■お腹まわりを引き締めるためには
お腹まわりを引き締めるには、下記の2つが大切です。
(1)脂肪を落とす
(2)腹筋を鍛える
腹筋運動だけしていても、お腹の脂肪はおちません。ですが、お腹まわりは脂肪細胞が多いので、太りやすく痩せやすい部分でもあります。
お腹まわりの脂肪を落とすには?
下記の3つが効果的です。
(1)有酸素運動
(2)筋トレ
(3)栄養管理
(1)「有酸素運動」20分以上で脂肪を燃やそう
有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、縄跳び、エアロビクスダンス、水泳などを20分以上継続的に行う運動のことです。
有酸素運動をすると酸素が燃焼材になり、身体の脂肪を燃やしてエネルギー源になります。「ハアハア」とした呼吸をしてしまう程ハードな運動ではなく、話ができるくらいの運動レベルで長い時間(最低20分以上)持続的に行うことが大切です。
体力がある人は走りながら話ができるでしょうし、普段あまり運動していない人は、まず早歩きから始めてみても良いかもしれませんね。
(2)「筋トレ」をして基礎代謝をアップ
有酸素運動のようにすぐに脂肪を燃やす訳ではありませんが、長い目で見たら「筋トレ」も脂肪を燃やすために役立ってくれます。筋トレをして身体の筋肉量が増えると、「基礎代謝」がアップして消費カロリーが増えるからです。
基礎代謝は、私たちが寝ている間も含め、24時間休みなく行われています。したがって、基礎代謝量がアップすると自然と痩せやすい身体をつくることができるのです。
(3)「栄養管理」はダイエットの基本
せっかく運動しても、好きなものを好きなだけ食べていたら脂肪はなかなか落ちてくれません。
そして、「カロリー」や「糖質」をただ減らせば良いのではなく、全体のバランスや血糖値のコントロール、食事の時間や回数を考えて栄養管理も行いましょう。
お腹の脂肪を落として引き締まったお腹を目指すには、「有酸素運動」「筋トレ」「栄養」の3つのバランスが大切です。まずは、3カ月継続することを目指して、頑張ってみましょう!
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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