糖質制限ダイエット、低カロリーダイエットなど、ダイエットにも様々な方法がありますが、どんな方法にも活かせるポイントがあるんです!
管理栄養士の筆者が、今すぐ試せてお金もかからずできるダイエットのポイント3つをご紹介します。
■いつものダイエットに+α!ワンポイント3選
1. 食べるたびに、お箸を置く
どうしても早食いをしてしまう方は、食べるたびにお箸を置きましょう。一口いれたら、お箸を置く。これを繰り返すことで、ゆっくり味わえ、「腹八分目」の感覚が分かるようになっていきます。
マイプレートを用意するのもオススメ
また、大皿にではなく小皿に盛りつけると、分量が減り、過食を防ぐことができますから、マイプレートを作るのもオススメですよ。
2. べジファースト!まずは「野菜から食べる」
野菜は食物繊維が豊富で、糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。まずは、野菜からいた だきましょう。ご飯を先に食べてしまうと、急激に血糖値が上がり、血糖値コントロールのためにインスリンが大量分泌、処理しきれない糖質が脂肪に変化をし て身についてしまいます。懐石料理もまずはお通しから、フランス料理もまずはサラダを食べてから肉や魚、最後にデザートですね。このような順番で、食事をすることをオススメします。
3. 一口30回!口にしたら「よく噛む」
よく噛むことで満腹中枢が刺激され、満腹感が得られます。せめて、1口30回は噛みましょう。「口の中でドロドロになってから」飲み込むイメージです。料理をするならば、野菜は大きく切ると、噛む回数が自然に増え、唾液の酵素が血糖値の上昇を抑えてくれます。
よく噛むことで得られる効果
唾液に含まれる消化酵素が働いて食べ物の消化の手助けをしてくれるため、胃腸の負担を軽減でき、免疫力もアップ! また、唾液がたくさん出ることで若返りホルモンが出て、美肌効果も期待できます。さらに唾液が口の中をきれいにしてくれるので、虫歯や歯周病の予防も期待できます。
いかがでしたか? 一見単純そうに思えても、これが実は効果絶大! ぜひ、今すぐ試してみてくださいね。
(管理栄養士/日本抗加齢医学会会員/機能性食品研究家 麻生れいみ
「作りおきでやせぐせがつく糖質オフバイブル(主婦の友社)」著者。管理栄養士として、大手企業の特定保健指導・栄養相談。ダイエット指導においては、約6000人を指導。病院の臨床研究においての栄養療法を監修し、医薬に頼りすぎない新しい治療法をサポートしている。)
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