夏になると、水着や背中が大きく開いたデザインの洋服を着たりと、背中を露出する機会も増えますよね。背中は自分では見えない一方、人目にも付きやすいので、しっかりとお手入れしておくことが大切です。そこで今回は、美しい背中を保つお手入れ方法4つをご紹介します。
■1.ツルツル背中で印象UP!「産毛処理」
背中を露出したとき、まず目につきやすいのは産毛ではないでしょうか? 腕や足のムダ毛処理は万全でも、背中にある産毛ですべて台無しになってしまう恐れも! あらかじめ処理しておきましょう。
「背中の産毛」セルフケアの方法
最も確実なのはサロンに頼ることですが、「予算も時間もない!」という人には、セルフケアがおすすめ。パートナーや友人にお願いして除毛クリームを使うのもいいのですが、筆者のイチオシグッズは「産毛取りタオル」です。バラエティショップやドラッグストアで購入することができ、肌に滑らせるだけで処理できてとても便利です。肌を傷つけないよう摩擦に注意して使用しましょう。
■2.清潔感UP!「ニキビケア」
白い肌にポツンと赤くできた背中ニキビは悪目立ちし、清潔感を損ねる恐れがあるため、できる前に予防することが大切です。
●おすすめニキビ予防・対策2つ
予防としては、毎日手洗いすることは避け、肌あたりがよく、隅々までしっかり洗うことができるグッズを使って洗うこと。そして、汗を吸収する素材の下着を身に付けることが効果的です。
●できてしまったニキビに「専用ケアグッズ」
うっかりニキビができてしまった場合は、一刻も早く対処しましょう。ニキビに効果的な医薬品や殺菌効果のある精油を使うと、比較的早く解消できる可能性があります。 筆者がおすすめしたいのは、先端にコットンを取り付けられる柄の長い背中ケアグッズ。先端部分に医薬品や精油を塗り、背中ニキビに直接当てることができるので、1本あると重宝します。アマゾンや楽天市場などで購入することができますよ。
■3.スプレータイプの日焼け止めで「紫外線対策」
首から背中は焼けやすいにも関わらず、自分で日焼け止めを塗るのは難しいですよね。そこで筆者がおすすめしたいのは、スプレーやミストタイプの日焼け止め。手を汚さずに自分で日焼け止めを塗れるので、大変便利です。ムラにならないよう、粒子の細かいものを選びましょう。
■4.忘れないで!日焼け後の「アフターサンケア」
うっかり日焼けしてアフターサンケアを怠ると、「花弁状色素班」と呼ばれる花びらのようなシミができてしまうことも。花弁状色素班は、シミの中でも特に目立つため、アフターサンケアをしっかり行い、予防することが大切です。
アフターサンケアの方法
(1)日焼け後、冷たいタオルやアイスノンなどで冷やし、火照りを鎮める。
(2)身体の内・外から水分補給する。
(3)美白有効成分が配合されたコスメでケアする。
(4)油分を補い、保湿する。
いかがでしたか? お手入れされた美しい背中で、夏のファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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【参考】
※吉木伸子著(2011)『素肌美人になるためのスキンケア美容医学事典』(池田書店)