寒い季節の朝は1分でも長く寝ていたいため、朝食をスキップしてしまう方も多いようです。ですが、朝食は身体へのモーニングコールです。しっかり食べて、元気に1日をはじめたいですよね。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、作り置きもできて身体も温まる「冬の朝食レシピ」をご紹介します。
■代謝アップのために朝食が必要なのはなぜ?
朝食を食べている人は朝からシャキッと行動することができ、食べない人はなかなかエンジンがかからないという傾向があります。これは、朝食を食べることで、身体の中からしっかり目覚められるからです。
胃腸が動き出すとともに、睡眠中に低下していた体温が上がりはじめます。体温を上げるには、体温維持のために体内のエネルギーを消費しなければなりませんので、基礎代謝がアップすることにつながります。
太らない体質づくりのために、朝食は大いに役立つのです。
■午前中の間食、ランチの食べ過ぎも防ぐ!?
朝食を食べずに1日をはじめると、昼食前にお腹が空いてしまい甘いものをつまみたくなりがちです。さらにランチにガッツリとしたハイカロリーなメニューを選んでしまいやすくなります。
ランチに必要以上に食べ過ぎないためにも、朝食は必要です。
■消化の良いメニューで、免疫力アップも狙う
目覚めたての身体は胃腸の働きもまだ活発ではないので、温かくて消化の良い朝食をとることがポイントです。
■おすすめの「冬の朝食」レシピ3選
(1)生姜と玉ねぎの薬膳風スープ
作り置きに向いた、血流改善を助けるスープです。
材料(4人分)
・玉ねぎ 1個
・白菜 4枚
・しめじ 1パック
・生姜 2かけ
・鶏がらスープの素 大さじ3
・黒酢 小さじ2
・ごま油 小さじ1
・塩、こしょう 適宜
・水 5カップ
作り方
(1)白菜はざく切り、玉ねぎは薄切りにし、生姜は皮がついたままみじん切りにしておきます。
(2)しめじは石づきをとってほぐしておきます。
(3)鍋に(1)と(2)を入れ水を注いで火にかけ、アクをすくいながら煮込みます。鶏がらスープの素と黒酢を加えてさらに煮込みます。
(4)最後にごま油を加え、塩、こしょうで味を調えれば完成です。
(2)にんじんとリンゴのホットスムージー
いつものスムージーを、ちょっとレンジで温めてみましょう。食欲のない時にもおすすめです。
材料(1人分)
・にんじん 1/3本
・リンゴ 1/2個
・水 120ml
・シナモン 適宜
作り方
(1)にんじん、リンゴは皮がついたまま、粗みじん切りにしておきます。
(2)(1)と水をミキサーで攪拌します。
(3)(2)を耐熱カップに移し、600Wの電子レンジで1分加熱すれば完成です。お好みでシナモンを振っても美味しくいただけます。
(3)根菜のホットサラダ
根菜は身体が温まる食材です。たくさん作っておいて、その都度レンジで温めてお召し上がりください。お弁当のおかずにもおすすめです。
材料(作りやすい分量)
・さつまいも 1本
・にんじん 1本
・ごぼう 1/2本
・ブロッコリー 1株
・グリーンアスパラ 1束
・マヨネーズ 大さじ2
・おろし生姜 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・酢 大さじ1
・はちみつ 大さじ1/2
・すりごま 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1/2
・味噌 大さじ1/2
作り方
(1)さつまいもは乱切りにして、水にさらしておきます。にんじんは薄い輪切りにしておきます。
(2)ごぼうは5㎜幅の斜め切りにしておきます。
(3)ブロッコリーは小房に分け、グリーンアスパラは5㎝幅に切っておきます。
(4)(1)と(2)と(3)をかために茹でておきます。
(5)マヨネーズ、おろし生姜、ごま油、酢、はちみつ、すりごま、しょうゆ、味噌を混ぜ合わせておきます。
(6)油をひかずに(4)をフライパンでざっと炒ります。
(7)(6)を(5)で和えれば完成です。
明日の朝は美味しい朝食が待っていると思うと、早起きも苦にならないものです。コーヒー1杯ですますことなく、朝食のある暮らしをどうぞ心がけてください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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