長期のお休み期間に入ると、「お出かけ派」か「おこもり派」にわかれると思います。1日中外出をしない日は、メイクも手抜きになりがちですよね。
メイクアップアーティストの筆者が、急な外出や来客の際に困らない!お悩み別「おこもり派の外せないメイクポイント」をご紹介します。
■お悩み別「おこもり派の外せないメイクポイント」
お悩み(1)老けて見られる
老けて見られやすい方には、「眉毛」が外せないポイントといえるでしょう。印象をメイクで変える時にも、若々しく見せたい時は「太くてナチュラルな眉」、大人っぽく見せたい時は「細く曲線的な眉」を描きます。
もともと眉が薄めな方は老けて見えやすい傾向があるので、眉毛を描くだけで印象が大きく変わります。ペンシルで形をくっきり描く必要はありませんが、全体の形を感じる程度にパウダーなどで柔らかく描きましょう。
お悩み(2)のっぺり顔に見える
のっぺり顔に見られやすい場合、手が抜けないのは「アイメイク」です。
おもいきって、ベースメイクはスキンケア後にパウダーだけですませましょう。目元は、ベージュ系のグラデーションとブラウンのアイラインでベースメイクの軽さとバランスがとれる程度に仕上げます。
アイラインのかわりにマスカラをつけても良いでしょう。目元が際立ち、顔全体の印象にメリハリがつきます。
お悩み(3)無愛想に見える
無愛想に見られやすい方は、「口元のメイク」を重視してみてはいかがでしょうか。口元の彩りや表情は、女性的なあたたかさを演出してくれます。
年齢を重ねると、唇の色が薄くなったり輪郭がぼやけてしまうことがあります。血色に近い、赤みのリップカラーがおすすめです。
口角までキレイに輪郭を描いた方が、キュッと締まって微笑んでいるような印象に仕上がります。ベースメイクは軽く仕上げて、同系のチークも加えればOKです。
お悩み(4)ノーメイクだと思われる
薄くメイクをしているけれど、ノーメイクに見えてしまうのはNGです。ノーメイクに見られがちな方は、「ベースメイクに理由がある」といえるでしょう。
薄づきなベースメイク(ファンデーションやBBクリームなど)で仕上げたら、顔全体が映る鏡で肌色をチェックします。顔の中心部分に赤みや色ムラが残っていると、何も塗っていないように見えやすいです。
特に、小鼻の赤みや目の下のクマは、ある程度目立たないようにファンデーションやコンシーラーでカバーしてください。ポイントメイクは最低限に抑えましょう。美しく整った肌色は、好感度大です。
いかがでしたか? 薄メイクながらも、お悩みポイントをカバーしたいですよね。服装や気分に合わせてメイクの度合いを自由に変えて、心地よく過ごしましょう。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 上野リサ
大手化粧品メーカーでメイクアップアーティストとして活動後、幅広いジャンルで「顔創り」に取り組む。顔を起点とした”善い美容習慣の定着”を目指す「face conductor」というジャンルを開拓。)
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