年齢とともに口周りに徐々に現れるほうれい線。ほうれい線があるだけで老けた印象に見えますよね。そこで、ほうれい線を解消するために取り組みたい4つの習慣をご紹介します。
■ほうれい線解消のために習慣づけたいこと4つ
1.保湿
乾燥もほうれい線を深くする大きな要因となります。そのためしっかりと保湿することが、ほうれい線を解消・予防することに繋がります。そこで、スキンケアでは化粧水などの水分と乳液やクリームなどの油分をバランスよく取り入れる他、セラミドやヒアルロン酸など、保水効果や保湿効果のある成分が配合されたコスメを使用して、しっかりと肌に水分を与えることが大切です。
2.内外から肌のハリ・弾力ケア
ほうれい線の大きな要因の1つに、肌内部のコラーゲンの劣化や減少によるハリ・弾力の低下があります。そこで、肌内部のコラーゲンに働きかけるようなケアを行うことが大切です。スキンケアでは、肌のターンオーバーを促進する成分であるビタミンC誘導体などが配合されたコスメの使用がおすすめです。また、インナーからのケアとして、体内のコラーゲンに働きかける効果のあるシリカを取り入れるのがおすすめ。シリカの摂取法としておすすめなのが「水」です。普段飲んでいるお水をシリカ含有率の高い、手軽に取り入れることができますよ。
3.朝にデトックス効果のあるマッサージを
寝ている間に私たちは老廃物を体内に溜め込みます。肌も同様です。そこで毎朝の洗顔後やメイク前に、デトックス効果のあるマッサージを行うことで肌内部に溜まった老廃物を排出し、たるみを解消することが大切です。(※マッサージ法については、記事末の関連記事をご参照ください。)
4.姿勢をよくする
猫背もたるみを助長させる要因に。たるみは、ほうれい線をまねきます。姿勢は常によくするよう心掛けることも大切です。
■番外編:メイクでカバーする方法
できてしまったほうれい線を解消するには長い期間を必要とします。解消できるまでの間はメイクでリフトアップするのもおすすめ。
・頬の最も高い部分よりさらに高い位置にチークを入れる
・小鼻の横の影をコンシーラーで消す
といった方法もありますよ。気になるほうれい線はメイクでカバーしながら、長期戦でほうれい線解消に取り組まれることをおすすめしたいと思います。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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※たるみ顔にサヨナラ!「すっきりVフェイス」を手に入れる習慣3つ
【参考】
※吉木伸子他監修(2010)『正しいスキンケア事典』(高橋書店)
※友利新監修(2014)『肌美人になるスキンケアの基本 お悩み解消パーフェクトBOOK』(学研パブリッシング)
※田中宥久子著(2006)『田中宥久子の造顔マッサージ~10年前の顔になる』(講談社)