アンチエイジングは、大人の女性にとって生涯のテーマですよね。これが、日頃の食生活で実現できたらいいと思いませんか?
昨今話題のアンチエイジング成分に「ジオスゲニン」というものがあります。この成分を手軽にとることができる食材が「山芋」です。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、ワンパターンにならない「山芋のレシピ」をご紹介します。
■イキイキした毎日に欠かせない
最近注目されている「ジオスゲニン」には、滋養強壮や生活習慣病の予防が期待できる成分です。
各種のサプリメントも発売されていますが、やはり食品からとる方が安心です。日常の食生活に積極的にとり入れていきましょう。
■腸活・ダイエットにも
山芋には「水溶性の食物繊維」が豊富に含まれています。水溶性食物繊維のネバネバとした粘着性と保水性でスムーズな排便をうながし、腸内環境の改善に役立ちます。
また、糖質の吸収をおさえて血糖値の上昇を緩やかにするため、太りにくい身体に導く効果も期待できます。
■むくみやすい方にもおすすめ
この時期、むくみに悩む方にも山芋はおすすめです。山芋には、身体の中に増え過ぎた塩分の排出をうながす「カリウム」が含まれているため、体内の水分量のバランスが整うことでむくみが改善されます。
■「山芋のアレンジレシピ」3選
山芋は、意外とアレンジがしやすい食材です。飽きずに食べられるレシピをご紹介します。
(1)山芋ドレッシング
生野菜はもちろん、葉野菜のおひたしや湯豆腐と合わせても美味しいです。
材料(作りやすい分量)
・山芋 200g
・オリーブオイル 大さじ2
・明太子 1腹
・だし汁 大さじ1
・塩 少々
作り方
(1)山芋は皮をむいてすりおろし、明太子はほぐしておきます。
(2)(1)とオリーブオイル、だし汁をよく混ぜ合わせ、塩で味を調えれば完成です。
(2)山芋の豆乳シチュー
「食物繊維」たっぷりの、ダイエットシチューです。
材料(2~3人分)
・山芋 200g
・しめじ 1パック
・帆立て貝の缶詰 1缶
・だし汁 150ml
・豆乳 300ml
・白みそ 小さじ2
・オリーブオイル 小さじ2
・片栗粉 大さじ1
・水 大さじ1
・塩、こしょう 適宜
・粉チーズ 適宜
作り方
(1)しめじは石づきをとってほぐし、山芋は皮をむいて1cm角の角切りにしておきます。
(2)鍋でオリーブオイルを熱し、(1)をさっと炒めたら帆立て貝の缶詰を汁ごと加えてさらに炒め煮します。
(3)(2)にだし汁と豆乳を注いで温め、白みそを溶かします。
(4)片栗粉を水で溶いて(3)に加えてよく混ぜ、塩、こしょうで味を調えれば完成です。粉チーズを振って供します。
(3)山芋のわさび漬け
常備菜におすすめです。サラダのトッピングにもどうぞ。
材料(作りやすい分量)
・山芋 300g
・白だし 大さじ3
・切り昆布 ひとつかみ
・塩 少々
・わさび 小さじ1
作り方
(1)山芋は皮をむいて短冊切りにしておきます。
(2)白だしと切り昆布、塩、わさびを混ぜ合わせます。
(3)ジッパーつきポリ袋に(1)と(2)を入れて軽くもみ、冷蔵庫で3時間ほど置けば完成です。
日本人にとってとても馴染みのある「山芋」は、工夫次第で料理の幅も広がる優秀な食材です。大いに活用して食物繊維やビタミン、ミネラルを補給し、若々しい肌と身体をキープしていきたいですね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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