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美味しく便秘も解消!?「いちじく」の効能と選び方&食べ方


三浦 絵里子

からっとした空が涼しげなこの季節。スーパーに行くと秋の食材がぼちぼち出始めているのがわかります。水分が多く暑気払い効果のある夏野菜から、糖質をキュッと凝縮させて身体を温めてくれる秋野菜へ。中でも、女性にとって優れた美容効果を発揮する「いちじく(無花果)」についてご紹介したいと思います。

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■いちじくのうれしい美容効果って?

豊富な食物繊維で便秘知らず!

ペクチンなどの食物繊維でお腹の中がスッキリ! 整腸作用が期待できます。完熟した生のいちじくをそのまま食べるか、はちみつに漬けて食べるのも美味しいですよ。

 

抗酸化作用バツグンで美肌に!

皮が赤いのは、抗酸化物質のアントシアニンが含まれているから。体内の細胞再生や、活性酸素の除去など、嬉しい美容効果がたくさん!

 

タンパク質分解酵素でデトックス!

 茎の部分から出る白い乳液はタンパク質分解酵素のフィシン。お肉などのヘビーな食事の後に食べると、消化を促進して胃もたれなどを防いでくれると考えられています。

 

■美味しい生いちじくの選び方と食べ方

乾燥いちじくはポピュラーですが、この時期は旬なので、ぜひ生のいちじくに挑戦してみてください。ただし、熟していないものは胃腸を荒らしてしまうので、しっかり完熟させてから食べること。下記に美味しいいちじくを選ぶときのポイントを記します。

・ふっくらと左右均等に大きくて、皮にハリがある。
・全体的に赤味が強い。
・押すとしっとり柔らかい
・おしりの部分が開いている

また、生のいちじくは乾燥いちじくのような強い甘味がないので、砂糖で煮た甘露煮や、ケーキなどの甘味を足したお菓子にピッタリです。(写真下はいちじくのケーキ)また、タンパク質分解酵素の働きを利用して、お肉料理のソースなどにも使えますね。

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いちじくは漢字で「無花果」と書きます。これは花に当たる部分が見当たらず、「花をつけない果実」と思われていたから。でも実はこの実の中にある赤い部分がいちじくのお花の部分なのです。なので、実を食べることは、つまりお花もまるごと頂くということ。旬は始まったばかりなので、その味覚を楽しんでみては?
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)

【関連記事】
痩せなくなったら試してみて!ダイエットの近道は「お腹周りのツボ」

【参考】
※白鳥早奈英・板木利隆著(2011)『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』(高橋書店)
いちじく 成分情報 – わかさ生活

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