2020年09月25日

マスクで敏感肌に！？敏感肌ライターが選ぶ低刺激美白コスメ

美容研究家
星ゆうこ

最近は、マスクによる肌荒れをする人も多くなりましたよね。これまで使っていた美白アイテムがしみたり赤みが出たりして、もう美白アイテムは刺激が強いから使うのを諦めなくてはいけないと、考えたことはありませんか？

そんな敏感肌だと感じる人に朗報です。長年、敏感肌と寄り添ってきた筆者が、敏感肌の人でも使いやすい低刺激処方の美白アイテムを3つご紹介します。

■筆者の敏感肌ストーリー

筆者がまつげエクステの接触性アレルギーを発症するまでは、敏感肌ながらもデパコスやドラコス一筋でした。

某百貨店で勤務していた当時は、早番で仕事が終わる時は必ず1階のコスメ売り場を物色し、自宅の最寄りえ駅まで帰ってきてもなお、ドラッグストアに1時間以上滞在し、コスメやスキンケアに投資していました。

しかし、そのアレルギー発症を機に使用していた某デパコスのアイテムで目が充血したり、まぶたが腫れたり、眉毛の下の部分や頬がただれたりするようになってしまいました。つまり、それをきっかけに、さらに敏感肌になってしまったというわけです。

そんな敏感肌を抱える筆者に、「皮がむけてしまったり肌が赤くなったりするから、美白アイテムは諦めています」という声をよく聞きます。そこで筆者は、美を諦めてほしくなかったので毎日使える低刺激処方の美白アイテムをご紹介することにしました。

フランスで約50年間続くオーガニックブランドの「PHYT’S」は、”COSME BIO（コスメビオ）”と呼ばれるきびしいオーガニックコスメ認証を取得している実力派です。ガラス容器を使っているところも環境に配慮されていて、サステナブルなブランド感を感じます。

こちらの化粧水は、”PWE”と呼ばれる8種類のハーブをPHYT’S独自に配合した原料を使用しています。天然由来成分100%で、原料に化学成分を使用していないのにも関わらず肌の緊張がほぐれたかのようなもっちりとしたやわらかな肌へ導きます。

柑橘系のなかにどこか甘さを感じる香りは、思わず深呼吸したくなるでしょう。
（200ml　通常購入税抜価格3,800円）

オーガニック業界で不動の人気を誇るブランドの「FEMMUE」からは、「ビタミンC」を配合した美容液がおすすめです。こちらの美容液を化粧水後に使用することで、その後に使うスキンケアのブースターのがわりになりキメの整ったツヤ肌に導いてくれます。

サラッとみずみずしいテクスチャーなのですぐに肌になじみ、ベタつきにくい点も魅力です。また、FEMMUEならではのローズとジャスミンの華やかさあふれる香りは、スキンケアの時間を至福の時間へと昇華させてくれます。

自分自身へのご褒美や、明日への英気を養いたい時におすすめです。
（30ml　通常税抜価格8,000円）

「ヒト型セラミド」を配合したこちらのアイテムは、これまで美白アイテムが使えなかったという人にも受け入れやすいという点でとにかく大人気です。

美白作用で知られる「トラネキサム酸」や「植物エキス」が点も面も隙間なくWでアプローチし、シミやそばかす対策に役立ちます。

また、進化型ビタミンC「VCエチル」を配合した、エトヴォスの起源ともいえる”薬用アクネVCローション I”と合わせて使用することで、さらに相乗効果のアップが期待できます。大人ニキビで悩んでいる方にぴったりです。
（50ml　通常購入税抜価格5,000円）

「ディセンシア」のアイテムは、ストレスを抱えて生きる現代女性の敏感肌専用につくられています。なかでもこの時期は”サエル”という美白ラインの美容液がおすすめです。

「シミ部分は各層が厚くなり成分が浸透しにくい」という独自研究の結果をもとに開発されました。乳液タイプの美白美容液は肌をふっくらと柔らかくさせ、素早く浸透します。思わず触っていたくなるほどのやわ肌に、とりこになる人も多いと思います。

デパコスやドラコスに比べて香りも穏やかなので、ゆっくり香りを楽しみながらお手入れしてみてください。
（36ml　通常購入税抜価格7,500円）

ホリスティックケアを提唱している「HANA ORGANIC」。抗炎症効果の高い「ダマスクローズ」と、メラニン抑制効果を期待できる「朝鮮アザミ」「陳皮（ちんぴ）」「薏苡仁（よくいにん）」などの和漢植物を8種ブレンドしたエッセンスを配合しています。

肌の常在菌バランスを整える原料である「バイオエコリア」も配合されているので、本来持っている自身の肌ベースをサポートする効果が期待できます。また、6つの花精油がブレンドされた香りは、甘さのなかにビターな奥行きを感じる心落ち着く香りです。

疲れがピークの夜に、緊張が解きほぐされていくかのような感覚を味わってみてください。
（30ml　通常購入税抜価格5,500円）

もったいないからといって、シミやそばかすの部分にしか美白製品を使わないという人は注意してください。後にその部分だけ透明感がアップしてしまうと、塗らなかった部分と肌の色に差が出てしまう可能性が懸念されます。

美白アイテムは、部分用として販売されているもの以外は顔全体に塗るようにしてくださいね。

敏感肌にも程度があり人それぞれ合うものが違うため、今回ご紹介したこの3つのアイテムが全ての人の肌に合うとは限りません。成分などをよくチェックして試してみてください。

（クポノビューティー代表。美容研究家、美容ライター　星　ゆうこ）