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体の内側から綺麗&元気に!レンチンでOKのパプリカレシピ

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

本格的な夏が到来しました。肌に刺さるような強力な紫外線による肌ダメージや、夏バテによる「老化」が気になりますね。

夏老け予防に!火を使わない「パプリカ」のスタミナレシピ

インナービューティー料理研究家の筆者が、紫外線のインナーケアのために毎日食べたい旬食材「パプリカ」の栄養と、スタミナアップにもうれしいお手軽レシピをご紹介します。

■紫外線ケアに毎日食べたい「パプリカ」の栄養

パプリカの旬とは?

抗酸化作用の高いパプリカは、オランダ産など海外産も多く、通年手に入りやすい食材ですが、本来は夏が旬。国産パプリカを満喫するなら、まさに今が旬です。

そんなパプリカには、女性の美容に嬉しい栄養がギュッと詰まっています。

抗酸化ビタミンが勢ぞろい!

体の中から紫外線ケアをするのにぴったりの食材が、「パプリカ」です。

その秘密は、何といっても「抗酸化トリオ」と呼ばれる「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」の3つが全て揃っていること。

これらは、相乗効果で細胞老化を防ぐ「抗酸化力」が高まるビタミンです。紫外線によるシミやソバカスの予防、アンチエイジングに効果が期待されます。

食物繊維で便秘予防

豊富な食物繊維は、腸の働きをサポートし、腸内環境を整えてくれます。便秘を防ぐことは、すっきりとした下腹や、吹き出物などトラブル知らずの美肌作りへの近道です。

「美腸は美肌のもと」。夏バテで食欲が落ちるこの時期は、冷たい麺類ばかりすすりがちですが、食物繊維もしっかり意識して摂ることが大切です。

■レンジで簡単!美肌を叶える簡単スタミナレシピ

バジル香るパプリカと豚肉のレンチン蒸し

夏老け予防に!火を使わない「パプリカ」のスタミナレシピ

ごはんが進むコクのある味付けの炒め物に、爽やかな香りのバジルを加えて、夏にぴったりの仕上がりに。

夏バテ予防紫外線ケアが同時に叶う簡単レシピです。火を使わず、電子レンジで簡単に調理できるのも嬉しいポイントです。

レシピの栄養ポイント

パプリカ

豊富なビタミンで美肌作り、紫外線ケアを、食物繊維で美腸作りをサポートします。

豚肉

豊富なビタミンB群で代謝アップ、疲労回復に。良質タンパクでエネルギー補給に役立ちます。

材料(作りやすい分量・約2人分)

豚肉切り落とし 約200g

パプリカ 1個分(赤・黄 各1/2個分)

バジル 適量

塩 少々

こしょう 少々

-A-

オイスターソース 大さじ1強

紹興酒(または日本酒) 大さじ1強

砂糖 ひとつまみ

作り方

(1)パプリカはヘタを取り、芯・種を除いて細切りにします。豚肉は、塩・こしょうをまぶして下味をつけておきます。

(2)耐熱容器にAを入れよく混ぜ合わせたら、1の豚肉を加えて、よく和えてからなるべく重ならないように広げ、その上にパプリカを平らに広げのせます。

(3)蓋(またはラップをふんわり)をして、電子レンジ600wで8分加熱します。ヤケドに気を付けて取り出し、全体をさっと和えます。

(4)粗熱が取れたら器に盛り、バジルをトッピングすれば、爽やかな香りが夏らしい、満足感のあるおかずが完成です。

紫外線ケアや疲労回復を、体の内側からサポートしてくれる旬の「パプリカ」。豚肉とあわせた今回のレシピは、冷蔵庫で約3日間保存可能です。常備菜ならぬ「常美菜」を、毎日の食卓に取り入れ、体の中からキレイを磨きましょう!

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

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【参考】
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店
※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部
※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店
※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ
※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ
※三輪正幸/監修(2012年)『からだにおいしい フルーツの便利帳』高橋書店
※伊達友美/著(2010年)『食べる美女肌セラピー』エクスナレッジ

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