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コロナ太り&夏太りのWパンチ!?夏に太るNG食習慣5つ

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

プロフィール画像(國塩さん)

夏の食材が美味しい季節になりました。夏バテ対策や太りにくい身体作りのためにも「バランスよく食べること」はとても大切です。

特に、薄着の季節はいつも以上に体型が気になるのではないでしょうか?

コロナ太り&夏太りのWパンチ!?夏に太るNG食習慣5つ

インナービューティー料理研究家の筆者が、夏に体重が増加するNG行動をご紹介します。

■夏に体重が増加するNG行動5つ

(1)糖質の高いフルーツの摂りすぎ

これからの時期は、桃・メロン・ぶどう・マンゴー・パイナップル・あんず・スイカ・パッションフルーツ・パパイヤなど、旬のフルーツが豊富に出まわります。

フルーツ類は、身体の機能を整えるほか美肌作りに欠かせない「ビタミン」や「ミネラル類」が豊富です。美腸に嬉しい「食物繊維」も豊富なので毎日必ず摂りたい食材ですが、糖質がやや高めのフルーツの「食べすぎ」には注意が必要です。

特に、「」「メロン」「ブドウ」「パイナップル」は糖質が高いフルーツです。くれぐれも食べすぎには気をつけ、適量をたしなみましょう。

(2)麺類の摂りすぎ

冷たい素麺や冷麺などは、食欲のない日に恋しくなるものですよね。しかし、麺類だけでは栄養不足になりがちなうえ、満腹感を得るために麺類(炭水化物)を摂りすぎてカロリー過多になることもあります。

麺類を食べる場合は、野菜などの具材や薬味をたっぷりとのせていただきましょう。「彩りの良い料理」を意識すると炭水化物の食べすぎを防ぐことにつながり、自然と栄養バランスも整います。

(3)水分不足、冷たいものの摂りすぎ

暑い夏は、熱中症や脱水症状を防ぐためにもこまめな水分補給が大切です。体内の水分不足は肌のうるおい不足やくすみにも直結する場合があります。

水分補給は大切ですが、キンキンに冷やした飲み物は要注意です。「内臓冷え」による体温の低下は、ホルモンバランスや自律神経の乱れにつながります。

水分不足や体温低下は代謝低下の原因にもつながる場合があります。少なくとも屋内では室温を快適な状態に保ち、適度にあたたかい飲み物をとり入れるようにしましょう

(4)菓子パンや焼菓子の食べすぎ

在宅時間が増えると、つい口がさみしくなりがちですよね。しかし、おやつの食べすぎはカロリー過多や糖質過多につながりやすいので注意が必要です。

特に、菓子パンや焼菓子はバターや砂糖などがたっぷり入っているものが多いので、おやつの回数や摂取時間をなるべく決めるなどの「食べすぎない工夫」が必要です。一度に食べきれない焼菓子は無理に食べきらず、冷凍保存をするようにしましょう。

太りにくい身体作りや健康のためにも、食事のかわりに焼菓子でおなかを満たすなんてことはないようにしたいものです。

(5)「ビタミンB群」の不足

「ビタミンB群」は糖質や脂質の代謝をサポートする大切な栄養素です。これが不足することで身体の巡りが悪くなると、溜め込みやすい身体になってしまう場合があります。

糖質の代謝に不可欠な「ビタミンB1」は、ウナギのかば焼きや豚ヒレ肉、ゆで大豆、玄米などに豊富です。エネルギー代謝をサポートする「ビタミンB2」は、レバーや卵、牛乳、納豆、モロヘイヤなどに豊富です。

これらは積極的に摂りたい食材です。

夏太り対策のためには、食べすぎや飲みすぎに気をつけつつ適度な水分補給やバランスの良い食事が何より大切です。美容のためにはもちろん、健やかな身体を目指すためにも日々の食事を見直してみてください。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

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【参考】
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店
※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部
※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店
※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ
※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ
※三輪正幸/監修(2012年)『からだにおいしい フルーツの便利帳』高橋書店
※伊達友美/著(2010年)『食べる美女肌セラピー』エクスナレッジ
※田中敬一・原田都夫・ 間苧谷徹/著(2016年)『科学的データでわかる 果物の新常識:ガン・心臓病・脳卒中・認知症を寄せつけない 知られざる果物の機能性』誠文堂新光社
※斎藤糧三/監修(2016年)『スーパーフード事典 BEST50』主婦の友社
※白澤卓二/監修(2018年)『医者が教える最強の食事術』宝島社
※藤原昌高/著(2010年)『からだにおいしい魚の便利帳』高橋書店

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