髪の傷みやパサつきは、老け見えの原因のひとつです。冬場の乾燥が加わると、さらに傷みやすくなってしまうでしょう。そんな髪の傷みやパサつきに悩んでいる方も多いと思います。
美容家の筆者が、ヘアケアアイテムに組み合わせて使える「パサ髪にうるおいを与えるアイテム」を2つご紹介します。
■お手持ちのシャンプーで洗髪
シャンプーは、今使用しているお手持ちのアイテムをお使いください。
シャンプー前の予洗いが重要です。髪の絡まりをとるようにブラッシングをした後、38～40度程度のお湯で頭皮と髪全体をしっかりぬらしましょう。この時、頭皮や髪についた汚れをシャンプー前に落とすということを意識してください。
そして、シャンプーで洗髪します。洗髪する際は髪をこすり洗いしないように注意してください。こすり洗いをしてしまうと髪の外側のキューティクルがはがれやすくなり、パサ髪の原因につながってしまいます。
シャンプーを適量手にとったら、手のひらで軽く泡立ててから髪につけます。指の腹で頭皮全体をマッサージしながら泡立てて洗うことがおすすめです。
■トリートメント
髪の傷みをケアする方法は、髪の内部の補修と外部の補修に分かれます。内部の補修でおすすめなのが、髪の主成分である「ケラチン」の補給です。
ケラチンの補給におすすめのアイテムをご紹介します。
アミノミックスPPTプロ／マテリノート
ダメージによる髪の空洞化改善に適したトリートメントです。ケラチンなどの毛髪補修成分が空洞化した髪内部に作用して髪内部のケラチン密度を高めたり、タンパク質の補給やキューティクルの補正と補強に役立ちます。
本格的に補修したい時におすすめの使い方
シャンプー後にタオルドライし、こちらのアイテムを髪全体になじませます。クシでとかして髪全体に馴染ませましょう。
ヒートプロテイン効果を加えるためにドライヤーで髪に熱を加えます。その後、洗い流し、お手持ちのトリートメントを使います。
（20ml 税抜価格480円）
■洗い流さないトリートメント
洗い流すタイプのトリートメントを使用した後、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントを使用することがおすすめです。
おすすめの洗い流さないトリートメントをご紹介します。
N. ポリッシュオイル／ナプラ
ドライヤーで髪を乾かしたら、最後の仕上げにヘアオイルを使用しましょう。
天然由来成分のみでできたオイルで、美容院で販売されています。髪がさわやかな柑橘系の香りになるだけではなく、オイル特有の保湿感があるのでしっとりとまとまりやすくなります。
仕上げに毛先に馴染ませるとツヤ感が出るのでおすすめです。
（30ml 税抜価格1,200円／150ml 税抜価格3,400円）
今回は、お手持ちのヘアケアアイテムと合わせて使えるアイテムをご紹介しました。興味がある方は、ぜひ試してみてくださいね。
（薬剤師／抗糖化美容研究家 花田 真理）
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