少しずつ目立ち始めた白髪、放置していませんか? 放置していると、実年齢よりも老けて見られてしまう可能性も…。今回は過去記事のなかから簡単・キレイにできるセルフ白髪染めのコツやセルフカラー剤の種類・選び方、「部分白髪」「まばら白髪」のセルフ染めに便利なアイテムを厳選してご紹介します。
■白髪は「5歳以上」老け見え!?
花王が女性12~69歳の女性 643人に実施した調査によると、「生え際や根元に白髪があるとどのくらい老けて見えるか」という質問に対し、「5歳以上老けて見える」と回答した人はなんと約7割以上! 白髪ひとつで、実年齢よりも老けて見られてしまう傾向にあります。少しでも若く見られたいエイジング世代としては、白髪ケアは不可欠と言えますね。
■白髪染めの種類と選び方
白髪用の染め剤にも種類があります。自分に合うものを選びましょう。
(1)ヘアマニキュアタイプ
白髪を染めたいものの髪の傷みが気になる方は、ヘアマニキュアでナチュラルな仕上がりを目指しましょう。メラニン色素の分解・脱色をせず、髪の表面だけにカラーを浸透させます。シャンプーをすると徐々に色落ちしますが、白髪染めライプに比べ髪に優しく、1か月程度は持続します。
(2)白髪染めタイプ
白髪をしっかり染めたい方は、髪の内部まで染められる白髪染め剤がオススメ。メラニン色素を分解・脱色して染めるので、地の髪も同じ色に染められます。2か月ほど持続しますが、髪が伸びてくると根元との色の差が出やすいので、部分的なケアも必要です。
■タイプ別セルフカラー剤の選び方
(1)初めてセルフ白髪染めをする人
始めての白髪染めには、根元や後頭部までムラなく塗ることができる「ブラシ付きタイプ」のものを選びましょう。ミディアム~ロングヘアスタイルの方にオススメです。
(2)部分白髪が気になる人
部分的な白髪が気になる方は、クリームタイプがオススメ。目立つところだけにたっぷり塗って、全体の色と馴染ませます。ショートヘアスタイルの方にもオススメです。
(3)白髪の量が多い人
白髪の量が多く、全体的に生えているという人は、髪全体に一気に塗れるジェルタイプがおススメです。全体に塗った後、生え際に二度塗りすると、さらに定着します。ブラシ付きタイプ同様、ミディアム~ロングヘアの方向きです。
■頭皮側を中心にまばらに生えている場合
髪の奥側、つまり頭皮側を中心にまばらに白髪が生えている場合におすすめなのが、「オレンジヘナ」で染める方法。白髪部分がオレンジ色に染め上がり、黒髪部分が若干地毛より明るく艶やかに仕上がっています。白髪が悪目立ちしなくなり、髪を傷めることもありません。
オーガニータ(ビターオレンジ)/グリーンノート
セルフならこちらのヘナがおすすめ。オーガニックヘナ100%で化学染料や合成成分・農薬は不使用。髪や頭皮に負担をかけずに染めることができるため、肌が敏感な人や、小さなお子さんがいる人にも安心です。
(100g 税抜価格¥1,800)
■前髪や分け目などに部分的に生えている場合
自分の目で見える部分にまばらに白髪が生えているという人におすすめなのが、ヘアマスカラタイプ。外出前に手を汚すことなく、ササッと手早くカバーすることができるのも魅力的です。
スカルプDボーテ ヘアマスカラ/アンファー
髪表面に浸みこみぼかして隠すタイプの部分用白髪染め。コームタイプで髪を梳くような要領で塗るので、とても手軽。速乾処方なので、外出前でも気兼ねなく使えるのがうれしいですね。
(10ml 税抜価格¥1,575 ※編集部調べ)
いかかでしたか? 頻繁に美容院に行くことができなくても、セルフ白髪染めのコツがわかれば、簡単・キレイに白髪染めができますよね。こまめに白髪染めをして、周りの人から若々しくみられましょう!
(つやプラ編集部)