1日に何度も繰り返す手洗いと消毒で、手荒れに悩む方も多いですよね。すると気になるのが、「手の老け見え」です。ベーシックなお手入れに加えて、週に1度は手荒れ対策のためにエッセンシャルオイルを使ったハンドパックをしましょう。
ウエルネス&ビューティーライター、アロマコーディネーターの筆者が、老け手改善に導く「アロマハンドパックのレシピ」をご紹介します。
■手こそ「老け」を感じさせる!?
どんなにヘアやメイク、ファッションが若々しく決まっていたとしても、手が乾燥してうるおいをなくしていればそれだけで老け見えしてしまいます。
手はしっかり見られています。念入りにお手入れをしましょう。
■普段のお手入れを再確認
「老け手」を防ぐために行う日頃のハンドケアですが、必ず押さえておきたいポイントが3つあります。ここで再確認をしておきましょう。
(1)熱いお湯で手洗いをしない
熱いと感じる温度のお湯で手洗いをすると、必要な皮脂までもがなくなり乾燥が進みやすくなってしまいます。
(2)手洗い後のタオルドライは、そっと押さえるように
手洗い後にタオルで拭く際は、けっしてこすらず、そっと押さえるようにして水気をとります。
また、水分はしっかり拭きとりましょう。水分が残っていると、蒸発する時に肌の水分も一緒に飛んでしまう場合があります。
(3)手洗い後はすぐに保湿を
手洗い後はすぐにハンドクリームなどで保湿をしましょう。そのまま放っておくと、いっそう乾燥が進んでしまう場合があります。
クリームは塗る前に両手のひらではさんで、温めてから使いましょう。肌への浸透率アップを狙えます。
■「アロマハンドオイル」のレシピ
老け手改善に導くハンドオイルのレシピです。保湿をうながす「ホホバオイル」に、殺菌効果にすぐれ肌トラブルを緩和する「ラベンダー」と、皮膚をやわらかくして乾燥を和らげる働きのある「サンダルウッド」を加えました。
材料(作りやすい分量)
・ホホバオイル 20ml
・ラベンダー 2滴
・サンダルウッド 2滴
・ビーカー 1つ
・爪楊枝 2〜3本
作り方
(1)ビーカーにホホバオイルを入れ、ラベンダーとサンダルウッドを加えて爪楊枝でしっかり攪拌させます。
(2)保存容器に移し、冷暗所で保存します。
このハンドオイルは、パックのほか、普段のハンドケアにもお使いいただけます。
「アロマハンドパック」のやり方
(1)きちんと手を洗い、汚れをしっかり落としておきます。
(2)手全体にアロマハンドオイルを伸ばします。爪や爪のまわりにもなじませましょう。
(3)手袋をして(使い捨てのビニール手袋が便利です)、そのまま10分ほどおきます。
(4)蒸しタオルでそっとオイルを拭きとったら終了です。
うるおいのある手は若々しさを印象づけ、ネイルや指輪のお洒落がいっそう引き立たちます。丁寧にお手入れを繰り返していきましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ラベンダー – わかさ生活