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美容通がハマり中!プロおすすめ「ホットオイル」全身ケア方法

エステ・セラピスト
町山町子

以前はごく一部の間でしか使われていなかった美容オイル。圧倒的な保湿力で、一気に人気になりましたね。ブーム以降さまざまなオイルが開発されていますが、今回はリンパ・ハーバリストの筆者より、髪にも体にも顔にも使える万能オイルとして鉄板のアルガンオイルを使った「ホットオイル美容法」をご紹介します!

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■アルガンオイルってどんなオイル?

アルガンオイルは、アカテツ科の広葉常緑樹であるアルガンの種子から採取される油です。現在アルガンの樹は、砂漠のあるモロッコの南西部にしか生育していません。1本のアルガンの樹から約30キログラムのアルガンの仁(硬い種の中にある部分)がとれますが、1リットルしか採取できない貴重さから「モロッコの黄金」とも呼ばれているそう。

 

■「万能」と呼ばれるアルガンオイルの効果って?

老化の原因である酸化を防止し、若々しい肌をつくるビタミンEが豊富なため、アンチエイジングに役立つと言われています。また、肌のターンオーバー(新陳代謝)の乱れを促進し、正常な周期に近づける働きがあります。このような働きを持つアルガンオイルは、美しい肌を保つ働きがあるとされ、肌ケアだけでなくヘアケアーやボディケアにも幅広く使われているのです。

 

■良質なアルガンオイルは「色」と「匂い」にあり

良質なアルガンオイルの見分け方は、「色」と「匂い」です。良質なアルガンオイルは透明な金色をしています。透明ではなく半透明や濁った色をしていたら、品質を疑っていいかもしれません。酸味を感じる匂いも要注意です。新鮮なオイルの特徴は、香ばしいナッツのような、アジアンな香りです。

 

■購入時は、高品質を保証する「IGP」をチェック

 世界中で評価されているアルガンオイルですが、販売元にも注意が必要。購入の際は品質を保証する基準「IGP」の有無をチェック! この印は、EU独自で設定している品質保証システムをクリアしたものに付けられます。古くからの伝統やその地域でしか生み出せない、高品質な食品にしか認証されないものです。アジアで流通しているアルガンオイルには多くの粗悪品が含まれているようですので、日本製やアジア地域での購入には気をつけましょう。

 

■この冬おすすめの「ホットオイル美容法」

「オイル美容」が流行っているなか、とくにおすすめしたいのが「ホットオイル」です。温めると浸透力が高まり、化粧水が肌になじみにくいとった悩みも解決してくれます。乾燥が気になる冬は、ホットオイルの効果がより実感しやすいと思いますよ。ぜひ、試してみてくださいね!

オイルの温め方

まず、大きめのカップやボールに湯煎を張ります。その中に使用する分だけのオイルを、一回り小さいカップや容器に入れて温めましょう。

 

1.お顔のケアは「オイルパック」でモチ肌に!

洗顔後の清潔な肌にアルガンオイルを塗ります。そのまま湯船に入り、優しくハンドプレスします。お風呂のフタがあれば、フタを手前まで閉めて蒸気を浴びれば、スチーマーと同じ効果が期待できますよ。毛穴が開いてアルガンオイルが肌の奥まで浸透します。オイルがとても濃厚だから、お風呂上がりの肌はふっくらもちもちの仕上がりに!

 

2.ボディケアは湯船に浸かる前に!全身オイルマッサージ

お腹、二の腕、お尻、脚などマッサージしたい部分にアルガンオイルを塗って、そのまま湯船に入ります。水のなかでもなめらかに滑り、気持ちよくマッサージができます。お風呂上がりのボディの乾燥も気にならないので、ボディクリームや保湿をする手間が省けます。

 

3.ヘアケアは「蒸しオイルタオル」がおすすめ

洗髪後、髪の毛の傷んでいる部分(毛先など)にアルガンオイルを少量つけて丁寧にもみ込ます。ヘアーキャップやタオルを巻き付けながら湯船に浸かれば、ダメージヘアーのトリートメントパックになります。髪の毛を乾かしたあと、パサパサの髪、まとまりのない髪がしっとり潤っているのが実感できます。洗い流さないヘアートリートメント剤や市販のヘアーパックなどをつけなくても、蒸しオイルパックで簡単解決!

いかがでしたでしょうか。アルガンオイルの栄養価を、この冬はホットな活用法で実感してみてください。美容オイル生活をさらに楽しくさせる裏技です。
(リンパ・ハーバリスト/ビューティーヘルスライター 町山町子)

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【参考】
アルガンオイル成分情報 – わかさ生活

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