つやプラ

つやっときらめく美をプラス

腸活&若返り効果も!話題のあんこの食べ方

ベジ活アドバイザー
生井理恵

あずきは食物繊維が多く、女性に必要な鉄分やカルシウムなどのミネラル分も豊富な食材です。効率的なダイエットに役立つだけではなく、食べながら美を高めることも期待できます。

あんこ

ベジ活アドバイザーの筆者が、材料2つだけで完成する砂糖なしの「発酵あんこ」の作り方と活用法をご紹介します。発酵食品は腸内環境を整えることにも役立ちます。罪悪感のないシュガーフリーのあんこを活用して、楽しくダイエットをしましょう。

■発酵あんこの作り方

材料(作りやすい分量)

・あずき(乾燥しているもの) 100g

・米麴(できれば生麹) 100g

・水 50ml(乾燥麹の場合は倍量にしましょう)

作り方

(1)あずきはさっと洗って、鍋で柔らかくなるまで煮込みます。水分量は100gに対して600mlくらいを目安に入れてください。適宜水を足しながら、60分ほどアクをとりながら柔らかくなるまで煮込みます。

(2)米麴は計量して、ばらばらにほぐしておきます。

(3)柔らかくなった(1)をざるにあげ、60度になるまで粗熱をとります。温度が高い状態で麹と混ぜても、低すぎても発酵は進まないので、気をつけてください。料理専用の温度計があれば便利です。

(4)炊飯器にあずきと米麴、水を入れてよく混ぜ合わせます。炊飯器のふたはあけたままで、釜の上にはぬれ布巾をおいて保温スイッチを押します。途中何回か全体を混ぜ合わせます。布巾が乾燥したら取り替えながら保温状態を続け、8〜10時間ほどたてば完成です。

■発酵あんこのメリット

通常あんこというと大量の砂糖を使い甘みをつけますが、発酵あんこは砂糖を使わないのでヘルシーです。

発酵食品は、腸内環境を整える他、腸内の善玉菌を増やすことに有効だと考えられています。小豆には、女性にとって必要なミネラルである「鉄分」や「カルシウム」、むくみ解消に導く「カリウム」などの美に役立つ成分が多く含まれています。「食物繊維」も豊富なので、腸内環境を整える手助けになるでしょう。

また、小豆にはすぐれた抗酸化作用をもつ「ポリフェノール」が多く含まれています。ポリフェノールは老化の要因の1つともいえる活性酸素を除去する働きが期待されている成分です。アンチエイジングにも役立つ食材といえるでしょう。

■発酵あんこの保存方法と甘みについて

作った発酵あんこは冷蔵で3日、冷凍ならばジップロックなどの保存袋に入れて密閉すると2週間ほど保存できます。使いきれない場合は、冷凍するとよいですね。

ご紹介した発酵あんこには市販のあんこのような甘みはありません。甘酒の甘みに近いような自然な味わいです。もう少し甘みがほしいという場合は、食べる直前にはちみつをほんの少し加えてみましょう

■発酵あんこの活用法

普通のあんこと同じように使ってもよいのですが、ヨーグルトや豆乳、オーツミルクに砂糖のような感覚でちょい足しして使うこともおすすめです。スムージーにもよく合い、自然な甘みがつきます。

トーストにのせて食べても美味しいですよ。おはぎやぜんざいなどの定番の使い方に加えて、焼き菓子に入れたり、寒天やゼリーにしてもよいでしょう。暑い季節は、市販のバニラアイスにちょい足ししてもよいかもしれませんね。

■発酵あんこと一緒にとるとよい果物

小豆も米麹も「ビタミンC」を含みません。キウイフルーツやバナナ、イチゴ、ブルーベリーなどのビタミンCが多い果物と一緒にとることで栄養の補完が期待できます

上記の活用法で挙げたヨーグルトやトーストにフルーツを加えてもよいですね。

シュガーフリーで作ることができる「発酵あんこ」。市販のあんこよりもヘルシーですし、甘いものが食べたい時にケーキなどと置き換えて食べれば、カロリーカットも狙えます。気になる人は作ってみてはいかがでしょうか。

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

 

【関連記事】
「夜納豆」でダイエット!糖質制限もできる納豆レシピ4つ
糖化を防ぐ!老けないパンの食べ方
あんこは実は痩せる!?意外な効果と食べ方
美味しさ&腸活効果UP!毎日食べたいキムチのアレンジレシピ

【参考】
小豆 – カロリーSlism
米麹 – カロリーSlism
腸内細菌と健康 – e-ヘルスネット
アンチエイジング – 井村屋

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

フードの最新記事はこちら