つやプラ

つやっときらめく美をプラス

朝トマトで若返る!老化を抑える食べ方4つ

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

抗酸化作用の高いビタミンやリコピンなどを豊富に含む「トマト」。昼や夜に食べる方が多いと思いますが、紫外線が強まるこれからの時期は朝に食べることもおすすめです。

トマト

インナービューティー料理研究家の筆者が、シミ予防に役立つ朝ご飯のレシピをご紹介します。朝からインナーケアを心がけ、シミ知らずの美肌や健やかな身体作りを目指しましょう。

■トマトの美肌に嬉しい栄養

トマトの美肌に嬉しい栄養

トマトには、抗酸化作用の高い栄養素が豊富です。特に「リコピン」が有名ですが、他にも「β-カロテン」「ビタミンC」「ビタミンE」などの代表的な抗酸化成分も含まれています。

女性に必要とされる「葉酸」や「食物繊維」も豊富で、まさに万能食材です。美容・健康のためにも毎日必ず食べたい食材です。

■夏の紫外線は朝から強烈!?

地上に降り注ぐ紫外線は4月頃から強まり、これから迎える7〜8月には朝から紫外線がかなり強力です。「光老化」と呼ばれるダメージを受けた肌の細胞老化が進むと、シミなどができやすくなります。

帽子や日傘などの対策に加え、食事により身体の内側から抗酸化作用を高める「インナーケア」を意識することも欠かせません

■老化防止に役立つ「お手軽トマトレシピ」4つ

紫外線ダメージによる老化防止に役立つ「朝トマトの食べ方」

朝から降り注ぐ強い紫外線から肌を守りシミを防ぐためには、抗酸化力の高いトマトはおすすめの食材です。

そこで、朝ご飯にぴったりなお手軽トマトレシピを4つご紹介します。トマトが美味しい旬の時期こそ、毎朝とり入れて身体の内側からインナーケアを始めてみませんか?

(1)トマトエッグ

スクランブル・目玉焼き・卵焼き、どれでもOKです。カットしたトマトと卵をお好みの調理法でいただいてください。トマトを加熱することで甘みが増し、生とは違う美味しさを味わえます。

また、不足しがちな「たんぱく質」を卵で補給することで、日中快適に動くエネルギー源をしっかり確保することができます。たんぱく質は新しい細胞のもとにもなる重要な栄養素なので、健やかな身体や美しい肌作りに欠かせません

(2)トマトサラダ

トマトサラダ

レタスなどの野菜にトマトを加えて、オリーブオイルをひと回し。「ビタミン」「ミネラル」を朝からしっかり補給できます。キャンディチーズやモッツァレラチーズなどと合わせても美味しく、シンプルにトマトだけでももちろんOKです。

抗酸化作用の高いオリーブオイルと合わせることで、リコピンの吸収率も高まり抗酸化作用アップを狙えます

(3)トマトトースト

トマトトースト

スライスしたトマトをチーズやハムと一緒にトーストにのせ、ピザ用チーズをまぶしてピザトースト感覚でいただきましょう。お好みで塩やブラックペッパー、バジルなどのハーブをトッピングすることがおすすめです。

ダイエット中の方は炭水化物を抜きがちですが、炭水化物は重要なエネルギー源になります。朝に炭水化物を抜いてしまうと、やる気の低下や倦怠感といったような日中の活動に悪影響を招く場合があります。

(4)トマトそうめん

「朝は和食派」という方は、手軽に完成するそうめんがおすすめです。さっと湯がいたそうめんにカットしたトマトをたっぷりのせて、刻んだ青じそやネギなどをそえ、めんつゆをかけるだけ。梅肉をのせても美味しいですよ。

そうめんだけよりも格段に栄養価がアップするうえ、朝から暑い日もつるっと美味しくいただけるのでおすすめです。

その日の気分でどの朝トマトレシピにするか考えることも楽しいですよ。健やかで美しく夏本番を迎えるためにも「朝トマト習慣」をとり入れてみてくださいね!

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

【関連記事】
朝の1杯で老ける!?朝イチで飲んではいけない飲み物
腸の不調の原因になる!?コーヒーのNGな飲み方
実はNGな「納豆の食べ方」3つ
腸内悪化でどんどん太る!?朝やってはいけないこと3つ

【参考】
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部※板木利隆/監修(2008年)『からだにおいしい 野菜の便利帳』高橋書店※吉田企世子/監修(2016年)『旬の野菜の栄養辞典』エクスナレッジ※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

Related Article関連記事

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

フードの最新記事はこちら