2014年06月15日
慢性化したら要注意!むくみレスになる食習慣
季節を問わずむくみやすい場所の一つが「顏」。寝起きは、どうしても顏がむくみやすい状態なのですが、むくみは食べたものも影響します。毎朝お顏がむくんでいる、という方は、知らず知らずのうちにむくみ易い食べ物を食べているのかも知れません。
■寝起きに顏がむくむのは何故?
就寝中は、抗利尿作用が働き夜中に目が覚めないようになっています。そのため水分が体内に溜めこまれてしまい、寝起きはむくんだ状態になってしまうのです。とくに寝ている間は身体が水平になっているために、日中は重力の関係でむくむことのない上半身に水分が溜まり、むくみやすくなってしまうのです。
■むくみがタルミの原因に!?
水分バランスが崩れ、細胞間の水分が溜まってしまうと、血管やリンパ管を圧迫してリンパの流れが滞ってしまいます。そのため、本来リンパに流れていくはずの脂肪や老廃物がいつまでも細胞間に残り、細胞を傷つける可能性が。お肌の細胞が傷ついてしまうと、スムーズにコラーゲンやエラスチンといったお肌のハリを保つ成分を作れなくなり、タルミの一因となるのです。それだけでなく、リンパに流れて排出されなかった脂肪は、脂肪細胞に取り込まれ肉付きのお顏の原因になることも。脂肪が多くなれば、タルミやすくなりますから要注意ですね。
■夜は避けたい食習慣
寝ている間は水分が溜まりやすい状態ですから、寝る前に利用効果の高いハーブティやお茶を飲むのは避けましょう。夜中に目が覚める原因にもなってしまい、安眠できません。また、夕食は塩分控えめに。塩分の摂り過ぎは体内の水分バランスを崩すだけでなく、喉が渇いて水を余分に飲む原因にもなってしまいます。寝起きにむくみやすいと感じている方は、寝る2時間ほど前から水分を控えると良いでしょう。
■むくみ対策におススメの食べ物
(1)濃い味が好きな方には
キュウリ、冬瓜、トウモロコシ、トマト、スイカなどの夏野菜がおススメ。カリウムが豊富でナトリウムを排出して体内の水分バランスを正常に保ち、むくみの予防に役立ちます。夏野菜ですが、キュウリやトマトは通年通して手に入るので便利です。
(2)野菜不足の方には
外食が多く野菜が足りていないと感じている方は、ミネラル自体が不足している可能性が。少量でもミネラルがたっぷり含まれた海藻を食べましょう! 海苔やワカメはもちろん、メカブやモズクなどのネバネバ系海藻は、夏バテの予防にも◎。
そのうち戻るから…と顏のむくみを放置しておくと、タルミの原因になりかねません。日頃から顏がむくみやすいと感じている方は、夏野菜や海藻を積極的に食べてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)
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