マスク生活がスタンダードになったことで、より目元の印象が見た目を大きく左右するようになりました。長くボリュームのある美しいまつげは、それだけで目元を華やかに見せることができます。
美容ライターの筆者が、まつげにもエイジングサインの出始める40・50代に向けた「美まつげを育む5つのポイント」をご紹介します。
■美まつげを育む5つの方法
(1)ビューラーのゴムが劣化していないか確認する
![ビューラーのゴムが劣化していないか確認する](https://img-tsuyaplus.com/wp-content/uploads/2021/08/961D54FA-557A-4AC1-93AB-EC5920277DC6-L0-001-e1629193184424.jpeg)
ビューラーのゴム部分に亀裂がある状態で使い続けている方は意外と多いのではないかと思います。亀裂が入っていると必要以上にまつげが挟まれてしまい、まつげを傷める原因につながります。
また、この状態だとまつげがうまく上がらないので、強い力で何度もまつげを挟んでしまうでしょう。40・50代になるとまつげが細くなってくるので、刺激にまつげが耐え切れず途中で切れてしまう場合があります。
ゴムの劣化具合を定期的に確認するようにしましょう。
(2)クレンジングの際、まつげに強い刺激を与えない
![クレンジングの際、まつげに強い刺激を与えない](https://img-tsuyaplus.com/wp-content/uploads/2021/08/FF12E428-4939-4783-8877-072CB3FA45EE-L0-001-scaled-e1629193362244.jpeg)
まつげのクレンジングの際にやりがちなのが、親指と人差し指の腹でこすりながら引っ張るようにしてマスカラを落とす方法です。この方法ではまつげの毛根を痛めやすいので、まつげが早く抜けたり次に生えてくるまつげが細く短くなったりする原因につながります。
なので、ポイントメイクリムーバーを使ってコットンでやさしく拭きとるか、お湯落ちマスカラの場合はお湯を浸したコットンでやさしく拭きとることが一番の理想です。
お湯落ちマスカラを使っている場合
ですが、クレンジングの手間を省くためにお湯落ちマスカラを使っている方も多いと思います。コットンで拭きとる手間を省きたい場合は、手のひらにぬるま湯を溜めたら目元をカバーするように手で覆って、10秒ほど待ちましょう。
こうすると、お湯でマスカラがふやけるので最小限の負担でマスカラを落とすことができます。間違ってもシャワーのお湯を直接目に当ててマスカラを落とすことはしないでくださいね。
(3)まつげの根元に汚れを残さない
![まつげの根本に汚れを残さない](https://img-tsuyaplus.com/wp-content/uploads/2021/08/4C5FCD4E-E7AE-418A-9F46-2946D5F7A770-L0-001-e1629193683556.jpg)
まつげの根元にメイク汚れや皮脂汚れが残っていると、毛穴をふさいでしまう場合があります。毛穴に汚れが詰まっていると、次に生えてくるまつげが細くなりやすいです。
40・50代は髪と同様にまつげが痩せて細くなってくるので、さらに細くハリやコシのないまつげにならないように注意が必要です。メイク汚れが残らないよう、目元のメイクは丁寧に落としましょう。
(4)まつげファーストでマスカラを選ぶ
![まつげファーストでマスカラを選ぶ](https://img-tsuyaplus.com/wp-content/uploads/2021/08/F9065F1E-2672-4996-A5C0-9981221B4011-L0-001-e1629097905625.jpg)
カールが長続きしてにじみにくいウォータープルーフのマスカラはクレンジングに時間がかかることが多く、まつげに対する負担は大きくなります。
お湯でするっと落ちるタイプのマスカラの方がまつげへの負担を少なくすることができるので、美まつげを目指すならお湯落ちマスカラをデイリー使いすることがおすすめです。
ウォータープルーフのマスカラを使用したら、ポイントメイクリムーバーを使う
まつげのカールが落ちやすい方やマスカラがにじみやすい方は、お湯落ちマスカラでは満足できない場合もあると思います。
そこで、ウォータープルーフのマスカラを使用する場合は、ポイントメイクリムーバーを使うようにしましょう。まつげへの負担を最小限にしてクレンジングすることができます。
(5)まつげ美容液を使う
![まつげ美容液を使う](https://img-tsuyaplus.com/wp-content/uploads/2021/08/217F8C5E-295C-42D7-B997-4322CB345049-L0-001-scaled-e1629194210529.jpeg)
髪の乾燥を放置するとさらに髪のダメージが進行していくことと同じで、まつげの乾燥も放置しているとよりダメージが進行してしまうとともに、刺激に対してもろくなる場合があります。
まつげ美容液でしっかりと保湿をすることで、ハリとコシのある健康的なまつげに近づくことができます。まつげ美容液は毎日使用しましょう。
まつげ美容液初心者さんは、まつげ全体に塗るタイプを
まつげ美容液には「まつげの際に塗るタイプ」と「まつげ全体に塗るタイプ」があります。まつげの際に塗るタイプは健康的なまつげが生えるようにサポートするものが多く、まつげ全体に塗るタイプは保湿とトリートメント効果でハリやコシのあるまつげに導くものが多いです。
まつげの際に塗るタイプは、色素沈着などを招く場合があるので、合う合わないが出やすいのがデメリットとしてあります。なので、まつげ美容液初心者さんは、まつげ全体に塗るタイプから初めてみましょう。
まつげの生え変わりには個人差があり、3週間~3ヶ月程度といわれています。今回ご紹介したポイントを3ヶ月続けていただければ、まつげの変化を感じることができると思います。ぜひ、実践してみてくださいね。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美裕)
【関連記事】
・顔の滝汗が止まる!?汗が止まらない時の対策&クールコスメ
・40・50代の肌が綺麗に見える!ドラストで買える優秀UVカット3選
・NGクレンジングで老ける?シワたるみを防ぐクレンジング術
・大人毛穴を徹底ケア!40・50代のNG/OK毛穴ケア&メイク