「ボブにしたけれど、なんだかコケシみたい……」なんて、イマイチなヘアスタイルになってはいませんか? アラフィフのボブは、一歩間違うと若作りに見えたり地味な印象になったりしがちです。
ヘアメイクの筆者が、大人のオシャレボブのアレンジをご紹介します。白髪をカバーしながら涼しくなれるアレンジなので、ぜひ参考にしてください。
■コテ&ヘアアイロン不要!大人のこなれボブアレンジ
準備するもの
ヘアクリップ(バレッタやシュシュでもOK)
スタイリング剤(バームまたはヘアオイル)
STEP1 スタイリング剤を髪全体に馴染ませる
髪の毛を水で濡らし、軽く湿らせます。
その状態でスタイリング剤をつけます。この時に使うスタイリング剤は、バームまたはヘアオイルです。
ナチュラルにセットして、パサつきやすい髪にツヤを与えてくれます。スタイリング剤をつける時は、一度手のひら全体に広げてから髪の毛に揉み込むように馴染ませます。
最初に手のひら全体にスタイリング剤を広げてから髪につけることで、髪全体に馴染ませやすく、スタイリング剤のつけすぎを防ぎます。
STEP2 耳の上でざっくり分け取り、上の髪の毛をヘアクリップで留める
耳より指3〜4本上で髪の毛を分け取り、ハーフアップにします。
耳周りは白髪が多い部分なので、通常のハーフアップのように耳からすぐ上のところで髪の毛を分け取ると、白髪が目立つので注意!
上の髪の毛は、手櫛でざっくりとかしてヘアクリップで留めます。
注意!
この時に、こめかみ部分の毛束は後れ毛として残しておきましょう。
NG例
OK例
STEP3 表面の毛束を引き出す
ヘアクリップでまとめた上の髪の毛を、ところどころ引き出します。
目安として、指1本くらいの毛束を部分的に引き出すのがポイントです。頭頂部がふんわりして、根本の白髪カバーにも効果的です。
STEP4 分け取った部分の境目も、毛束を引き出してぼかす
ハーフアップにした境目の部分も、ところどころ毛束を引き出します。
こうすることで、さらにぬけ感が出て、こなれたおしゃれを演出できます。
分け取り部分の白髪カバーにも効果的ですよ!
白髪をカバーしながら、今風のこなれ感を演出する大人ハーフアップを紹介しました。白髪が目立つ耳周りやこめかみ部分をうまく目立たないようにしながらまとめるので、「ハーフアップにしたいけれど、白髪が目立つから嫌!」という方にもおすすめです。コテやストレートアイロンを使わなくてもできるアレンジなので、ぜひ試してくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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