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お肉の部位選びが鍵!痩せ体質になるお肉選びのコツ

ベジ活アドバイザー
生井理恵

肌や髪、爪、筋肉などの原材料となるタンパク質を豊富に含む「肉」ですが、種類や部位によってはカロリーや脂質が高いものがあります。

好みや調理のしやすさから特定の部位や種類に偏った買い方をしている人は、それをやめるだけでも大幅なカロリーカットにつながる場合があります。

肉

代謝が落ちやすい40〜50代の女性は、栄養をとりながらも太りにくい食べ方をすることが大切です。

ベジ活アドバイザーの筆者が、太りにくい身体作りに役立つ肉選びのポイントをご紹介します。

■40〜50代の女性が太りやすくなるのはなぜ?

女性は、年齢や更年期によって痩せにくくなります。原因としては、基礎代謝の低下や女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の減少、筋肉の減少などが挙げられます。

エストロゲンには、脂肪の燃焼を促す働きがあると考えられています。また、多くのエネルギーを消費する筋肉が40代から50代にかけて減る傾向にあることも痩せにくくなる原因といえるでしょう。

筋肉維持をサポートし若々しい肌作りに大切な「タンパク質」ですが、肉は種類や部位によってカロリーや脂質の量に大きな差があります。偏った食べ方や選び方をしていると太りやすくなる場合もあるので気をつけましょう。

■豚肉は、バラ肉よりもヒレ肉

豚バラ肉は野菜炒めや煮込み料理などに使いやすいので、よく購入するという人も多いですよね。

ですが、カロリーが豚肉のなかでも高く、一番低いヒレ肉と比べると約3倍以上にもなります。毎回ではなくても、肩肉やもも肉などのカロリーが低い部位の肉もレパートリーに加えるようにしましょう。

大人女性におすすめの部位は、脂肪が一番少なく「ビタミンB1」などの栄養価が高い“ヒレ肉”です。粉をつけた後、卵液にくぐらせて調理する「ピカタ」や「煮込み料理」などに使ってみましょう。

豚肉を食べる時のポイント

豚肉は比較的栄養バランスがよいのですが「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」の含有量が少ないので、それらを含む緑黄色野菜と一緒に食べるとバランスが整いますよ。

■鉄分補給に!瘦せやすい身体をつくる牛肉

牛肉の赤身部分には「鉄」が多く含まれています。

鉄が不足すると全身に酸素を十分に行き渡らせづらくなり、筋肉や内臓の働きの低下を招きます。そうすると、基礎代謝の低下につながり、痩せにくい身体になる場合があるので気をつけましょう。

牛肉のなかでもサーロインやバラ肉はカロリーが高いので、“もも肉”や“肩肉”を選ぶようにしましょう

牛肉を食べる時のポイント

吸収率を高めるために「ビタミンC」の多い野菜と一緒に食べることがベストです。

しゃぶしゃぶ用の肉をボイルしてサラダに入れたり工夫してみてください。

■ささみも◎高タンパク・低カロリーの鶏むね肉

鶏肉のなかでも、“むね肉”や“ささみ”はカロリーが低く高タンパクです。料理のレパートリーに加えるといいですね。

鶏肉を食べる時のポイント

脂質が少なくダイエットには好意的に働く反面、調理の過程で固くなりやすいというデメリットが考えられます。

できるだけカットせずに丸ごとのまま調理すること、保水性の高いレモンやタンパク質を分解する塩麴につけこむなどの工夫をすると柔らかさを保つことができます。

肉は大人女性に必要なタンパク質を豊富に含みます。選び方や食べ方に気をつけて健康に役立てましょう。

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

 

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【参考】
更年期に脂肪がつきやすい理由 – 小林製薬
豚肉 – カロリーSlism
豚ヒレ – カロリーSlism
豚肉 – わかさ生活
牛肉 – わかさ生活
鶏肉 – カロリーSlism
保水の術 – サッポロホールディングス
肉、魚が柔らかくなる秘密 – ハナマルキ

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