「カレー」といえば、とても身近な料理ですよね。たくさんのスパイスが配合されているカレーは、美と健康に役立つ効能が大いに期待できます。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、カレーの魅力と、カレー粉やカレールーを使ったヘルシーなレシピをご紹介します。
■冷え改善&痩せ体質に!?
カレーの辛味成分である赤唐辛子やチリパウダーには、脂肪燃焼をうながす「カプサイシン」が含まれていますし、クミンやターメリック(ウコン)で冷えを和らげることで、代謝アップの効果が期待できます。
そのため、カレーに使われているスパイスは、ダイエットの効率をサポートします。
■若々しい美肌を目指す
肌老化の原因のひとつに、「肌の酸化」が考えられます。“肌がサビる”と聞いたことがあると思いますが、これは活性酸素の増加が関係しています。
カレーに含まれているシナモンやターメリックには強い抗酸化作用がありますので、アンチエイジングにとても役立ちます。
■腸内環境の改善にも◎
ダイエットや美肌づくりのためには、腸内環境が整っていることが大切です。
カレーに含まれているクローブやコリアンダーは腸の活動を活発にする作用にすぐれているので、デトックスの促進に役立ちます。
■スパイスの効能を生かした「カレーの低糖質レシピ」4選
魅力的な要素が豊富なカレーですが、日常的に摂取するならスパイスの効能を生かした低糖質なメニューがおすすめです。
(1)カレードレッシング
生野菜や温野菜のほか、蒸し鶏やゆで豚の活用にもおすすめです。
材料(作りやすい分量)
・カレー粉 大さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・酢 大さじ1
・塩 少々
作り方
全ての材料をよく混ぜ合わせれば完成です。
(2)カレー風味のおひたし
目先が変わって、野菜がたくさん食べられると思います。
材料(作りやすい分量)
・ほうれん草 1束
・カレー粉 小さじ1/2
・てんさい糖 小さじ1/3
・ごま油 小さじ1/2
・塩 少々
作り方
(1)ほうれん草は、塩少々(分量外)を加えたお湯で根元から茹で、冷水にとって水気をよく絞ったら3センチ程度の幅に切っておきます。
(2)カレー粉、てんさい糖、ごま油、塩をよく混ぜ合わせておき、(1)を加えて和えれば完成です。
(3)鯖缶とトマトのレンジカレー
低糖質、低脂質のヘルシーなカレーです。
材料(2人分)
・カレールー 2片
・鯖缶(水煮) 1缶(190g)
・トマトケチャップ 大さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1/3
・塩 少々
作り方
(1)鯖缶は汁ごと耐熱容器に入れて、身をほぐしておきます。
(2)カレールーは細かく刻んでおきます。
(3)(1)に(2)とトマトケチャップ、オリーブオイル、しょうゆ、塩を加えて混ぜ合わせます。
(4)(3)にふわっとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分ほど加熱すれば完成です。
(4)カレーオムレツ
低糖質で満足感のあるダイエット向きの一品です。たんぱく質もしっかりとれます。
材料(作りやすい分量)
・卵 4個
・玉ねぎ 1個
・ツナ缶 1缶
・カレールー 1片
・オリーブオイル 大さじ1
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)カレールーは細かく刻んでおきます。
(2)卵は割りほぐし、塩、こしょうを加えてよく混ぜ合わせておきます。
(3)熱したフライパンにオリーブオイル引いて、みじん切りにした玉ねぎを炒めます。玉ねぎが透き通ってきたら(1)と汁気を切ったツナ缶を加えてさらに炒めます。
(4)(3)に(2)の卵液を流し、菜箸でかき混ぜます。
(5)火を弱火にしてフタをし、5分ほど焼きます。
(6)(5)が固まってきたらオムレツに皿を乗せ、フライパンをひっくり返せば完成です。
漢方薬にも使われている材料がいくつもブレンドされているカレーは、美のレベルを上げるためにも活用したいもの。さまざまな料理に活用して楽しんでみてください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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