食べる美容液と言われるほど、お肌や健康にいいアボカド。サラダにそのまま入れたり、ペースト状にしてパンに塗ったり、デザートとして調理したり、その食べ方も色々。しかし1個まるまる料理に使用することは意外と少なく、余ってしまいがちで傷ませてしまうこともしばしば……。そこで今回は、料理研究家である筆者が「アボカドの適切な保存方法」についてご紹介いたします。
■1:まるまる1個あまったら
濡れた新聞紙に包んで、冷蔵庫へ
包丁を一切入れていない、まるまる1個あまった状態で保存しても、すぐに熟成がすすんでしまうアボカド。放置していると、どんどん熟してしまい、過度に柔らかくなってしまいます。そんな時は、濡れた新聞紙につつんで冷蔵庫へ入れておきましょう。乾燥によってヘタと皮に隙間ができてしまうことや、ヘタから傷んでしまうことを防げます。
■2:半分あまったら
種をつけたままラップをし、密閉バッグに入れて冷蔵庫へ
1個まるまる食べきれないことがあらかじめわかっている場合は、種を残しておきましょう。ラップにくるみ、さらに密封バッグに入れておくことでなるべく空気に触れさせないように心がけ、冷蔵庫へ入れておくのが無難です。
■3:ほんの少しあまってしまったら
レモン果汁をふり、ラップ・密封パックに包んで冷凍庫へ
アボカドに含まれるポリフェノールが酸化してしまうため、空気に触れている面が茶色く変色してしまいます。レモン果汁をふって色止めをしてください。その後ラップで包み、さらに密閉バッグにいれて冷凍庫で保存しましょう。
■番外編:冷凍保存も便利!
微妙に余ってしまったアボカドを冷凍保存しておけば、凍ったままスムージーにすることも可能です。ソースやペーストにするにも便利なので、中途半端なアボカドはすぐさま、冷凍保存するのがオススメ!
いかがでしたか? 今回ご紹介した方法を実践すれば、美味しさを保ったまま保存可能です。ぜひ試してみてください!
(料理研究家 オガワチエコ)