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皮ごと食べて若返る!?リンゴの意外な食べ方

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

プロフィール画像(國塩さん)

定番食材の「リンゴ」は、栄養豊富で毎日でも食べたいフルーツのひとつ。

お皿の上のリンゴ

インナービューティー料理研究家の筆者が、リンゴの栄養と、その栄養を無駄にしない「皮ごと楽しむレシピ」をご紹介します。

■リンゴの皮の栄養

捨ててしまいがちなリンゴの皮部分には、栄養がギュッと詰まっています。

ワックスをかけたようなつやは、実はリンゴ本来がもつ天然のワックスとも呼ばれる「ロウ成分」。リンゴ自身が鮮度を守るために発する自然の力なので、食べても安心です。

食物繊維で腸活

リンゴは果肉だけではなく、皮部分にも「食物繊維」が豊富です。捨ててしまってはもったいないですよ。

美容と健康のために欠かせない“腸内環境を整える”ために、食物繊維は欠かせません。腸内環境を整えることは、便秘の改善・吹き出物などの肌荒れ予防・免疫力アップなどの多方面に役立ちます

抗酸化成分でアンチエイジング

「アントシアニン」や「プロシアニジン」など、抗酸化力の高い栄養素が豊富に含まれています。細胞老化は、加齢をはじめ、日々のストレスや紫外線ダメージ、栄養不足や睡眠不足などのさまざまな要因で進みます。

つやプラ世代は、特に食から抗酸化力を高める意識と努力が大切です。

■リンゴを丸ごと使うお手軽レシピ4選

リンゴの皮を無駄にしないお手軽レシピをご紹介します。

(1)リンゴの皮のビネガー和え

リンゴの皮のビネガー和え

千切りにしたリンゴの皮をお好みのフルーツビネガーで和えるだけ。

筆者のおすすめは、ブルーベリービネガー。程よく甘酸っぱい風味がリンゴとよく合います。

色鮮やかになるので、赤いリンゴの皮がおすすめです。シャキシャキとした食感も楽しい一品です。

(2)リンゴの甘煮

芯を除き、皮ごとざく切りにしたリンゴを鍋に入れます。リンゴの重量の約30%のきび砂糖を加え、弱火でくったりとするまで煮込みます。お好みでシナモンやクローブなどを加えると、秋冬らしい風味を味わえます。

ヨーグルトやバニラアイスに添えたり、そのままおやつ代わりにしても良いでしょう。保存食としても活用できるので、リンゴを箱買いした時などにおすすめです。

(3)ドレッシング

皮ごとすり下ろしたリンゴをリンゴ酢やその他のビネガーなどで和え、オリーブオイルと塩ひとつまみと合わせてよく混ぜます。みじん切りにした玉ねぎを合わせても◎。

さっぱりとした味わいのドレッシングがあれば、野菜をたっぷり食べることができます

(4)焼きリンゴ

皮ごと薄くスライスしたリンゴを、ぶりの照り焼きなどと一緒に焼くだけ。「たんぱく質」の分解や消化促進をサポートしてくれます

フルーティーな味わいでいつもの照り焼きが美味しく、新鮮な味わいに。

美容と健康に嬉しい栄養豊富なリンゴの皮。捨ててしまわず工夫して皮ごとリンゴを楽しみたいですね!

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

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【参考】
※吉田企世子・松田早苗/監修(2016年)『あたらしい栄養学』高橋書店※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ※三輪正幸/監修(2012年)『からだにおいしい フルーツの便利帳』高橋書店※森拓郎/著(2021)『きれいな人の老けない食べ方』SBクリエイティブ

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