40・50代の悩みの一つが白髪です。「3週間から1か月ごとに白髪を染めようか?」と考えると、その間に、伸びかけの白髪が気になる期間がありますよね。
特に顔まわりや頭頂部、分け目などは、気になる部分です。
ですが、目立つ部分を隠せればヘアカラー周期も伸ばすことができ、ストレスなく過ごすことができます。
美容師の筆者が、40・50代の白髪に悩んでいる方へ、白髪を隠せるヘアアレンジをご紹介いたします。
■白髪を隠すポイント
(1)毛流れは下へ
顔周りの白髪を目立たせないように、毛流れが下へ向くように、下の方でヘアアレンジを行いましょう。
例えばポニーテールなど、高い位置でヘアアレンジを行うと、毛流れが上の方に向いてしまうため、根元付近の白髪が丸見えの状態になってしまいます。そのようなヘアアレンジは避けましょう。
(2)トップはルーズにふんわりと
頭頂部や分け目は見えないように、トップはルーズにふんわりヘアアレンジを行いましょう。
根元付近の伸びかけ白髪が見えないためには、分け目をつけず、ルーズにヘアアレンジを行うことがポイントです。
■巻くのは最小限!トップふんわり、白髪を隠せる一つ結び
トップをルーズにアレンジした、白髪が隠せる一つ結びをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
まず、必要なところを巻きましょう
(1)こめかみから下の髪の毛と、上の髪の毛を分けます。
(2)こめかみから下の髪の毛は、自分の仕上げたい高さで一つに結んでいきます。
(3)残りのこめかみから上の部分の髪の毛を、根元からしっかり巻いていきましょう。
頭頂部や分け目の伸びかけ白髪が目立たないように、トップをルーズに仕上げるために、根元からしっかり巻いています。トップをしっかり巻きたいため、26ミリのコテを使用しています。
ヘアアレンジを行なっていきます
トップをルーズにくるりんぱにした一つ結びをしていきます。
まずは、先程巻いたトップの部分を手ぐしでまとめて、くるりんぱにします。(写真1~5)
くるりんぱにした部分をルーズにくずします。(写真6)
毛先の部分を二つに分け、それぞれねじってルーズにくずします。(写真1~5)
ねじったそれぞれの毛束をクロスでねじり合わせます。(写真6・7)
毛先をゴムで留めたら完成です。
ヘアアクセサリーをつけることで、よりこなれ感がでてゴム隠しにもなりますよ。
仕上がりは、毛流れを下に向かせているため根元付近の白髪が目立たず、トップも分け目をつけていないため頭頂部の白髪をカバーできます。
「生え際の部分がどうしても気になる」という方は、生え際の部分だけを、シャンプーで落ちるヘアマスカラで隠すのもいいですよ。
40・50代の白髪悩みにおすすめの、白髪を隠すヘアアレンジをご紹介しました。伸びかけの白髪って本当に気になりますが、ちょっとしたポイントを押さえることで目立ちにくくなります。ぜひ試してみてくださいね。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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