水着やショートパンツを履いた時に、お腹のムダ肉の現実を目の当たりにした人も多いでしょう。
YOGAエクササイズディレクターの筆者が、緊急対策として寝る前に実践できる「お腹痩せエクササイズ」をご紹介します。
■1分エクササイズで理想のくびれを手に入れる
今回ご紹介するエクササイズは、体幹部(胴体)を安定させて薄くくびれた美腹を作ります。
体幹を安定させるとは
「体幹を安定させる」ということに疑問を持った人もいるでしょう。
おへその周辺を触ると、あばらと骨盤の間はスペースがあります。このスペースには筒形の腹巻のような筋肉があります。なので、吐く息とともに3センチ細くなる腹巻をつけているとイメージしてください。これが、体幹を安定させた状態です。
注意点
肩がグッと上がって肩回りに力が入りやすいので、肩甲骨を脚の付け根方向に下げて首を長く伸ばして姿勢を整えてください。
期待できる効果
・お腹の脂肪をそぎ落とし、脇肉から下腹まで引き締める
・くびれを作る
・基礎代謝が上り、太りにくい身体を作る
・体幹部を鍛えることで胴体部分が安定し、姿勢がよくなる
・猫背姿勢の改善
実践回数&期間
週に3〜4回を目安に実践すると、必ずボディラインに変化を感じられるはずです。
「お腹痩せエクササイズ」のやり方
(1)床に腰を下ろし膝を立て、両手を胸の前で交差させます。吐く息と共にお腹を腰に引き寄せ、お腹は腰を押し返すように体幹(胴体部分)を安定させます。そのまま上体を後ろに傾けます。
この時、背中が丸まったり、反ったりしないように注意してください。
(2)吐く息と共に両胸を右側に向け、吸う息で正面に戻し、吐く息と共に左側に向ける動作を3回繰り返します。
この時、上体がゆれないように、常にお腹を腰に引き寄せ体幹部を安定させてください。
(3)次に、両手を後ろにつき、両膝を胸に引き寄せます。この時も、背中が丸くならないように注意しましょう。
(4)吐く息と共に、両膝を斜め前に伸ばします。「膝を曲げる→伸ばす」という動作を左右3〜4回繰り返します。
この時も、背中が丸まったり反ったりしないように注意してください。また、膝頭に力を入れて太もも前側もしっかり鍛えましょう。
(5)最後に、仰向け姿勢になり、両脚を床からはなして膝を直角に曲げます。膝と内くるぶしをつけて、膝がはなれないように内ももの筋肉も鍛えましょう。
(6)吐く息と共に、両膝を右方向に傾けます。吸う息と共に両膝を正面に戻し、反対側も同様に行ってください。動作中は肩が床からはなれ過ぎないように注意してください。
(7)吐く息と共に、両膝を胸の方に引き寄せて腰回りのストレッチをしましょう。
たった1分の動作ですが、かなり満足度の高いエクササイズとなっています。ぜひ、寝る前などに実践して美腹を手に入れてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)
【関連記事】
・1日1分で痩せ体質に!40・50代がすべき簡単エクサ[動画あり]
・40・50代が痩せやすくなる!夏の朝にすべきこと4つ
・40・50代から始めるべき「太らない方法」4つ
・40・50代からすべき骨盤底筋トレ で下腹凹ませ&尿漏れ予防