乾燥のきびしい季節がやってきました。「入浴後にボディクリームやミルクを塗ったのに、朝起きたら乾燥して粉をふいていた」なんてことはありませんか? また、日中に身体を動かすと体温が上がり、身体にかゆみを感じてしまうこともあるかと思います。
そんな悩ましい乾燥時期は、保湿タイプのインナーに変えてみるのもひとつの手です。
一昔前は、コットン100%やシルクのインナーが肌にやさしいとされていました。最近では、布や糸に機能性をもたせ、より肌にやさしいタイプのものが発売されています。
肌育美容家の筆者が、身体の乾燥が気になる40・50代におすすめの「保湿できる肌着」をご紹介します。
■肌着に大人の可愛らしさを仕込む
PJ UNDER It’s モイスティ/ピーチジョン
可愛らしい下着で大人もときめく、ピーチジョンの「PJ UNDER It’s モイスティ」シリーズ。リピーターの多い、ロングセラーです。
薄手のレーヨン混生地に保湿加工がプラスされており、とろけるような着心地で肌に吸い付くようにフィットします。
アイテムは、キャミソール、半袖シャツ、9分丈シャツ、レギンス、スリップなどがあり、トップス3種とスリップには脇汗パッドがついているので、更年期時期のホットフラッシュにも対応します。抗菌防臭、消臭加工が施されているので、急な汗の臭いが気になりません。
ブラック以外にも、ローズブラック、アオイグレー、フラワーブーケグレー、ボタニカルピンクなど選べる柄も嬉しい仕様です。インナーに優雅さと心地よさを求めたい人にぴったりです。
■プチプラで購入できる日常使いに嬉しい肌着
保湿インナー/トップバリュ
イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の保湿インナーは、保湿成分を練り込んだレーヨン糸で編み上げた生地にシルクプロテイン加工が施されています。ポリウレタン糸も使用されているため、ストレッチ性も抜群です。
イオンで購入できるので、気軽に手に取れるのも嬉しいポイントです。
長袖タートルネック、カップ付きタンクトップ、10分丈ボトム、8分袖インナー、3分袖インナー、レギンスと種類が多いので、チョイスもしやすいですね。全て1,000円台で購入できます。
カラーは、クロ、ウスチャ、ピンク、ベージュ、キナリがあります。
■美容のプロがプロデュースしたデリケートな肌用インナー
BEAUTY INNER/クロスプラス
脱毛サロンの「ミュゼプラチナム」と、レディースアパレルメーカーの「クロスプラス」がタッグを組んだビューティーインナー。もともとは、脱毛後のデリケートな肌に着るだけで保湿ができるようにという思いから作られています。
生地に「天然保湿オイル」や「ヒアルロン酸」が練り込まれているのが特徴で、女性の身体の悩みを知り尽くした美容のスペシャリストとアパレルのデザイナーが共同開発した肌着は、肌をしっくりと包み込んでくれます。
アイテムは、長袖インナー、カップ付きキャミソール、カップ付きブラジャー、ショーツ、腹巻きパンツの5種。身体を締め付けないゆるりとした設計は、40・50代にもやさしくフィットします。
■天然の藻から抽出された保湿成分で肌を守る肌着
サク・レ In your shirts
熊本の大地が育んだスイゼンジノリから抽出した「サクラン®」を織り込んだ保湿インナー。
スイゼンジノリは、九州の限られた地域の湧水でしか生息できない希少な「ラン藻」です。そんなスイゼンジノリに含まれるサクラン®は、保水力が「ヒアルロン酸」の約5倍あるともいわれています。
これを生地に練り込んだ「サクランレーヨン」で作られているのがサク・レの肌着。サク・レは綿と比較して、2倍の保水性をもっているそうです。
保湿性が高いため、着心地はとても滑らか。身体にストレスを与えないようにシンプルで普段使いしやすい形も、40・50代には嬉しい仕様です。
カラーは、クールグレー、モカ、チャコール、ブラックと控えめながらも、肌になじむ色合い。保湿が叶ううえハイセンスな肌着は、肌を丁寧に扱っているような感覚です。
インナーだけではなく、ルームウェアやリブTシャツなどのラインナップもあります。ワンマイルウェアとしても着られるアイテムは魅力的ですね。
インナーもどんどん進化しています。毎日肌に着けるからこそ、自分に合った心地よさを選びたいもの。今年の冬は保湿インナーをそろえて、日中や就寝時を快適に過ごしてみてください。
(肌育美容家 今泉 まいこ)
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