2022年11月16日

更年期世代こそ使うべき！不調を和らげる薬用入浴剤

美容家
今泉まいこ

冬になると、乾燥による身体のかゆみや冷え、疲れが取れない、だるさを感じるなど、多くの悩みを抱えている40・50代も多いと思います。

そこで、特別なトリートメントに通わなくても、お風呂で毎日ケアができたら嬉しいですよね。湯船に入れるだけの手軽な「入浴剤」の力を借りて、ボディケアをしてみませんか？

肌育美容家の筆者が、ドラッグストアで購入できる薬用入浴剤をご紹介します。

■冬のかゆみには「入浴剤」

40・50代は、就寝中などに身体のかゆみを感じるという人も多いでしょう。

水道水だけの入浴では、皮脂を取りすぎて乾燥を招いてしまうことがあります。身体の乾燥は大敵です。そこで、保湿にこだわった入浴剤を使ってみてください。

加齢によって固くなった肌を柔らかに導く薬用入浴剤。「甘草抽出末」と「ショウブエキス」が有効成分として配合されています。また、「ジオウエキス」「トウキエキス」などの生薬由来エキスや、「NMF（天然保湿因子）複合アミノ酸」などの保湿力の高い成分を採用しています。

ソフレ独自開発の「米ぬかオイル」「べにふうき茶エキス」が通常のソフレ薬用入浴剤よりも多く配合されているので、更年期のゆらぎやすい肌を穏やかに落ち着かせてくれます。

液体タイプで、お湯の色はミルキーな乳白色になります。控えめなハーブの香りが心地よさを感じます。
（480ml　税込価格878円（編集部調べ））

ミノンは全てのラインに「アミノ酸」がたっぷりと使われていて、敏感肌でも使いやすいアイテムとして有名です。更年期の肌にもやさしく、習慣的にかゆみを起こしてしまう身体をやさしく保湿できます。炎症を抑える「グリチルリチン酸2K」を有効成分として配合しています。

こちらも液体タイプで、乳白色のお湯に変わります。グリーンフローラルのやさしい香りです。

タオルでのゴシゴシ洗いをさけ長時間湯船につからないことも、乾燥を長引かせない工夫のひとつです。
（480ml　税込価格1,540円（編集部調べ））

疲労がなかなか取れない更年期世代には、重炭酸を使った入浴剤がおすすめ。お湯のpHを中性に保ち炭酸の効果が長続きするため、身体の芯から温めることができます。

重炭酸入浴剤を入れた時は、少しぬるめのお湯に15〜30分ゆっくりと浸かるのがベストな入浴方法です。週末や休日前などに湯船にしっかりと浸かる時間をとり、リラックスすることも心がけましょう。

重炭酸イオンの力でお湯を中性にし、炭酸が長持ちするように作られた入浴剤。有効成分は、「炭酸水素ナトリウム」と「炭酸ナトリウム」です。

湯船に浸かるとシュワシュワとした炭酸が身体を包み込み、身体の内側から温まっていくのを感じます。お風呂から出た後もポカポカとした温かさが長持ちするので、足の指先の冷たさで夜中に起きてしまうなどの悩み改善にも役立ちます。

翌朝、すっきり目覚められる快眠アイテムとしても優秀なアイテムです。
（3回分　税込価格990円／10回分　税込価格2,750円／30回分　税込価格6,600円）

こちらも重炭酸温浴用の入浴剤です。有効成分は、「炭酸水素ナトリウム」と「炭酸ナトリウム」です。また、「重曹」と「クエン酸」を配合しているので、お風呂に浸かっているだけで身体を洗ったような気分になります。

重炭酸タブレットは、溶けるまでに10〜15分ほど時間がかかるのが特徴です。通常の炭酸入浴剤はそのまま揮発してしまいますが、重炭酸はお湯に溶け込みます。ゆっくりと溶けるため、24時間高濃度の炭酸が持続します。

スベスベ感と温かさが同時に叶います。追い焚きもできるので、バスソルトなどと違いお風呂を傷めません。（9錠　税込価格990円／45錠　税込価格3,960円／90錠　税込価格6,930円）

更年期世代に積極的に取り入れていただきたい薬用入浴剤をご紹介しました。身体のかゆみや冷えの悩みを感じ始める季節に、ご紹介したアイテムが役に立つかもしれません。ドラッグストアで購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

（肌育美容家　今泉　まいこ）