動物を見ていて「癒された」と感じることはありませんか?
それはペットや動物に触れたり見たりすることで、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが増え、セロトニンの分泌量が増加するから。
セロトニンの分泌は、精神的な安定や安心感だけでなく、ストレスの軽減にもなるといわれています。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラーである筆者が、動物やペットを見るだけでもストレス軽減になる理由と、動物別の癒し動画を、ご紹介します。
■動物で癒されるのはなぜ?
犬や猫などの動物に触れるとそれだけで、心が和むことはありませんか?
漠然と「癒される」だけではなく、動物に触れることで心身に起きる影響は、大きく生理的効果・心理的効果・社会的効果の3種類に分類することができます。具体的にみていきましょう。
生理的効果
オキシトシン・ドーパミン・セロトニンの増加
リラックス効果
ストレス緩和 など
心理的効果
自己肯定感の向上
不安感の低減
気持ちの回復 など
社会的効果
人間関係の円滑化
発言・会話の増加
コミュニケーション能力の向上 など
これらの効果は、なんと触れなくても動画などの映像や、写真などの画像を見ているだけでも効果があるとのこと。少しストレスを感じたときは、スマホでササッと検索してみるのも良いでしょう。
■動物によって効果が違う!?おすすめ動物動画3選
実は、動物の種類によって人間に起きる影響が少し異なります。今回はポピュラーな動物を3種、ご紹介します。
(1)王道のワンちゃん!つぶらな瞳でリラックス
犬は社交性が高く、知らない場所で人と接することも怖がらない、という特徴を持っています。比較的、人と積極的に関わるのが好きな子が多いのも特徴。
つぶらな瞳のワンちゃんたちの画像を見ているだけでもストレス対策に! 犬種によって可愛さが異なるので、好みの犬種を見つけるのもいいでしょう。
★動画はこちらから!
(2)猫のゴロゴロ喉鳴らしでストレス軽減!幸福感も♡
猫が喉を鳴らしたときにでる「ゴロゴロ」という音は、人の副交感神経を刺激する低周波音といわれています。
副交感神経が優位になるということは、リラックスできるということ。気持ちを落ち着かせてくれます。さらに、オキシトシンの分泌量でいえば犬をも凌ぐそう!
動画でも、猫の愛らしい寝ている姿やゴロゴロ音を聞いて、リラックスしてくださいね。
★動画はこちらから!
(3)乗れるのは馬だけの特徴!かわいいと思うだけでも幸福感UP
馬は、「乗れる」動物であるところが他の動物と違います。実際に乗馬をすると馬の体温を直に感じることができて癒し効果に。さらに、バランス力や運動能力などのリハビリ効果もあるといわれているのは、馬ならではの特徴です。
★動画はこちらから!
動画では、「かわいい」と思うだけでも、幸せホルモンと呼ばれているセロトニンやオキシトシンが分泌されるといわれているので、「かわいい」と思えるお気に入りの動物を見つけてみてくださいね。
このように動物に触れなくてもかわいい動物たちの動画を見るだけでも幸せホルモンは分泌されるので、ストレスを感じたときはぜひ動画や画像を見る時間を作ってみてくださいね。。
Youtubeは身近ですし、なにかをしながら見るのもOK。ただ、スマホやパソコンの画面を見ることから、寝る前1時間前までには見終えるようにするのがおすすめです。
(美容ライター/心理カウンセラー 北口 慈子)
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【参考】
※アニマルセラピーって呼ぶのは日本だけ!? 犬や猫、馬、イルカなど動物種ごとの事例を紹介! – アニコム ホールディングス
※【医学系】動物が人を癒すメカニズム~人と動物の絆~ – 日本バイオフィードバック学会
※YouTube「ヨープーのぽた」
※YouTube「今日のしらたまたち」
※YouTube「馬と子どもと、ときどき犬」ナッキーチャンネル」