キムチといえば、整腸効果が期待できる食材ですね。そしてキムチは夜に食べると、腸内環境がより整う可能性が高くなるそうです。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、夜キムチがおすすめの理由と、さらに効果アップが期待できる食べ方をご紹介します。
■「夜キムチ」がおすすめな理由
キムチは夜に食べると、善玉菌が増える可能性が高くなるといわれています。
昼間は腸の働きが活発になるので、乳酸菌が腸内にとどまる時間が短くなるからです。
そのため、腸の動きがゆるやかになる夜に摂取すると、乳酸菌が長く腸内に滞在することで、善玉菌が増える可能性が高くなるのです。
■「夜キムチ」の効果がアップする食べ方
(1)オリーブオイルをかけて
キムチにはオリーブオイルをかけて食べましょう。
オリーブオイルに含まれているオレイン酸には、腸を活性化して、腸内環境を整える効果があります。さらに風味もアップします。
(2)チーズと一緒に
チーズもキムチ同様、乳酸菌が摂れる食材です。
生きた乳酸菌が摂れるのは「ナチュラルチーズ」ですので、モッツアレラチーズやカッテージチーズのようなナチュラルチーズを選びましょう。
お好みのチーズとキムチを和えて食べたり、チーズ焼きにするのもおすすめですよ。
(3)海苔で包んで
海苔に含まれる食物繊維は、腸内で善玉菌のエサになって善玉菌を増やす効果があるため、腸内環境の改善に役立ちます。
キムチを海苔で包んで食べたり、きざみ海苔をキムチに振りかけたりして食べるといいでしょう。
(4)こんにゃくと和えて
こんにゃくに含まれるグルコマンナンは、腸内細菌で分解されると腸内環境を整えるオリゴ糖になります。
キムチと一緒に食べることで、いっそうの効果が期待できます。
さらにこんにゃくには食物繊維も豊富に含まれています。
こんにゃくのキムチ和えのレシピ
材料(作りやすい分量)
キムチ 50g
こんにゃく 1枚(200g)
ごま油 小さじ1
塩 小さじ1/2
いりごま 適宜
作り方
(1)こんにゃくは両面に格子状の切り目を入れ、ひと口大に切っておきます。
(2)(1)をお湯から5分ほど茹で、しっかり水気を切っておきます。
(3)(2)にキムチを加え、ごま油、塩、いりごまを振りかけてよく和えれば完成です。
(5)山芋と混ぜて
山芋も食物繊維が豊富で、さらにキムチと相性のいい食材です。
細切りにしてキムチに加え、混ぜていただきましょう。お好みでごま油やオリーブオイルを加えても。
夕食は一日の食事の中でも、もっともリラックスして楽しめるものです。そんなくつろぎ感も、キムチの整腸効果を高めてくれそうです。腸に美味しいご褒美をあげてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※乳酸菌 – わかさ生活
※オリーブ油 – わかさ生活
※のり – わかさ生活
※こんにゃく – わかさ生活
※山芋(とろろ) – わかさ生活