年齢とともにまぶたが重く、目が小さくなっていく感じはありませんか?
実は、誰しも年齢とともにおでこや目元の筋肉が衰えることで、目がしっかりと開きにくくなってきます。さらに皮膚のたるみやむくみなどが合わさると、目元はどんよりした印象になりがちです。
エステティシャンの筆者が、目がぱっちり開き、眉間のシワ予防にもつながる「眉ほぐし」のやり方をご紹介してきます。
■眉をほぐすとなぜ目がパッチリするの?
加齢や眼精疲労の影響で、目元の筋肉は衰えたり収縮して血行不良を起こしたりします。
そうすると、目がしっかり開かない感じがしたり、なんとなく目元がどんより下がった印象に。
目の周りの筋肉で、特に疲れがたまりやすいのが、眉毛の下にある筋肉(皴眉筋・眼輪筋の一部)なんです。
表情や癖などで酷使している眉毛の部分を軽くほぐすことで、目元のシワを予防し、目の疲れやむくみを取ってパッチリした目元を作っていきましょう。
■眉ほぐしのやり方
(1)準備体操:ツボ押しでスッキリ!
まずは眼窩(目周りの骨)のくぼみを探してください。眉頭の少し下・内側にあるくぼみです。
ここを親指の腹で軽く圧迫していきます。痛気持ちいいくらいの強さで、無理にはやらないように注意してくださいね。
奥に押すのではなく、上に引き上げるようなイメージです。
(2)眉ほぐし
眉毛を親指と人差し指(または中指)で上下で軽くつまみ、持ち上げるように小さく円を描いていきます。これを眉尻の方までおこなっていきます。
これを2〜3回繰り返しましょう。
■ついでもおでこ(前頭筋)も引き上げよう!
おでこにある筋肉(前頭筋)もついでにほぐしていくことで、目元パッチリの効果はUPします。
一緒に行っても良いですが、面倒な場合は朝晩のスキンケア時、乳液やクリームなどを塗る時に行うのもオススメです。
軽くすべるように、少し普段よりも保湿剤を多めに塗るのがポイントです。
(1)おでこに手の平をぴったりと密着させます。
この時、テーブルに肘をついて、手の平におでこを乗せるように行うと楽です。
(2)そのまま、生え際まで圧(頭の重み)を加えながら、生え際までゆっくりとスライドさせていきます。
(3)2〜3回繰り返しましょう。
前頭筋がこわばったり、筋肉が下がると、目がぱっちり開きにくくなったり、目尻・眉尻が下がったりすることにもつながります。ぜひスキンケアのついでに、おでこほぐしを行いましょう。
パッチリ目元は周りの人からの印象もアップするはず。目元のたるみや、目がパッチリ開かないと感じる方はもちろん、お酒などの飲み過ぎで目が腫れている方、むくんでいる方、また眼精疲労の方もぜひエクササイズしてみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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