皆さんは、「マイクロニードルコスメ」を使ったことがありますか?上級者アイテムというイメージがありますが、最近では初心者でも使いやすいものが販売されています。
筆者も、その即効性からさまざまなものを試しています。
肌育美容家の筆者が、おすすめのマイクロニードルアイテムをご紹介します。
■「マイクロニードル」とは?
医療の現場で注射の代わりに使われていた技術を化粧品に応用したのが、マイクロニードルコスメ。
コスメに使われているマイクロニードルは、「ヒアルロン酸」などの溶けやすい成分が剣山のように配列されています。針部分が直接肌に当たって、角質内部に浸透するという仕組みです。
成分が角質内にしっかりと届きやすいため、40・50代の肌悩みにはぴったりです。
上記のようなパッチタイプのものが一般的で、目の下やほうれい線などに貼り、ナイトケアやスペシャルケアとして使います。
使用する成分で金額も異なりますが、安価だと1000円台のものもあり、汎用性が高まっています。
昨年から、美容液のなかにマイクロニードルを入れ込んだ新しいタイプも発売されています。乾燥による小ジワやハリ感のなさなどにアプローチし、実感が早いので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
■初心者でも使いやすいニードル美容液2つ
“ニードル”という名前から、痛いのではないかと心配になる人もいるでしょう。コスメのニードルの主成分はほとんどが「ヒアルロン酸」や「植物性」のため、肌につけた瞬間に溶け始め、じっくりと浸透するので痛みはありません。
また、「パッチタイプは面倒」「はがす時に刺激を感じるのが怖い」という人には、美容液タイプがおすすめです。
(1)メディリフト ニードルリフトクリーム ディープモイスト/YA-MAN TOKYO JAPAN
2022年9月に発売されたアイテム。美容ギアでトップを走るYA-MANが、“塗るメディリフト”として発売したニードルコスメシリーズです。
高保湿タイプのクリームには「発酵コラーゲン」や「モイストペプチド」「AG22オイル」などのエイジングケア成分が配合されています。
使われているニードルは、海綿から精製した微細な針状の整肌成分「スピキュール」。美容成分を速やかに届ける役割を担います。
塗布すると少しだけチクチクと感じますが、これは手応えのサイン。スピキュール自体は、古い角質とともに自然にはがれ落ちる処方です。
それまでパッチタイプが主流だったニードル美容に、“塗るだけ”という簡単さをもたらしてくれた革新的なアイテムです。
(25g 税込価格8,800円)
(2)エンリッチ メディカリフト ニードルセラム/ドクターシーラボ
今年の2月に、ドクターシーラボから発売されたばかりのアイテム。
「純粋レチノール」と「ヒアルロン酸マイクロニードル」を組み合わせた最新の処方で作られました。マイクロニードルが通り道を作り、純粋レチノールを角層深くまで届ける2段階の発想です。
肌に乗せて感じる小さなツブツブが、100%ヒアルロン酸マイクロニードルです。寝ている間に徐々に溶けて浸透していきます。
トントンと肌に乗せるだけの簡単お手入れで、翌朝ふっくらとした肌に導いてくれます。
(15ml 通常購入税込価格16,500円)
■容器がニードルタイプのもの
Moisture Luxe ST/Seleia
筆者が愛用しているマイクロニードルコスメは、パッチタイプや美容液タイプではなく、本体がマイクロニードル仕様のもの。こちらは、昨年4月に発売されました。
肌に垂直に当ててノック部分をカチカチと押すと、先端のマイクロニードルから美容成分が染み出る仕組み。ペン型タイプなので、狙った部分に直接美容成分を塗り込むことができます。
目元、ほうれい線、眉間などに「なんとなく肌にハリがないな」と感じた時、1週間集中して使うようにしています。
あれこれ顔に塗る必要がなく、ピンポイントで使えるところがとても気に入っています。使い勝手の良いマイクロニードルコスメです。
(4本入り 税込価格16,500円)
「マイクロニードル」と聞くと少しハードルが高いかもしれません。ですが、美容液タイプなら夜のスキンケアの最後に使うだけなのでとても簡単です。攻めの美容ができる優秀コスメなので、40・50代の肌へセレクトしてみてください。
(肌育美容家 今泉 まいこ)
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【参考】
※メディリフト ニードルリフトクリーム ディープモイスト – YA-MAN TOKYO JAPAN
※エンリッチ メディカリフト ニードルセラム – ドクターシーラボ
※MoistureLuxeST – Seleia