夏は肌の調子や「夏太り」など、気になることがたくさん。そこで、ぜひ摂りたいのが夏が旬の「夏みかん」です。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、夏みかんに含まれる栄養素の魅力と、効果的な食べ方についてご紹介します。
■ビタミンCで、日差しに負けない美肌を!
夏の強い日差しは肌にとって大敵です。ビタミンCが含まれる夏みかんを食べて、対策しましょう。
ビタミンCにはメラニン色素の沈着を防いで、透明感のある肌を保つ働きがあります。さらにコラーゲンの合成を助ける力も期待できますよ。
■「夏太り」の防止にも!
クエン酸を摂ると、代謝のアップにつながる「クエン酸回路」が活性化します。
夏になると太りやすいという方は、夏みかんでクエン酸を摂りましょう。
■夏みかんは皮まで食べたほうがいい?
夏みかんの皮に含まれている、ポリフェノールの一種である「ヘスペリジン」は、血管を強くしなやかに保ち、コレステロール値の改善に役立つそう。
さらに、冷えを改善する作用も期待できます。夏の冷房による冷えからむくみを起こしがちな方には、ぜひ皮まで食べることをおすすめします。
■食べるサプリ!夏みかんの効果的な食べ方
間食や夕食の一品にもなる、夏みかんを使った手軽なレシピをご紹介します。
(1)夏みかんのキャロットラぺ
皮膚の健康維持を助けるβ-カロテンいっぱいのにんじんと一緒に、爽やかなサラダをどうぞ。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されるため、美肌に欠かせないビタミンA、C、Eが摂れますよ。
材料(作りやすい分量)
夏みかん 1個
にんじん 1本
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
はちみつ 小さじ1
作り方
(1)夏みかんは皮をむいて、袋から出しておきます。
(2)にんじんは千切りにして塩を振り、水分が出て来たらよく絞っておきます。
(3)オリーブオイルとはちみつを混ぜ合わせ、(1)と(2)を加えてよく和えれば完成です。
(2)夏みかんの皮と大根のお漬物
夏みかんの皮を柚子のように使うと、フルーティーで風味の良いお漬物ができます。
材料(作りやすい分量)
夏みかんの皮 1個分
大根 10cmくらい
塩昆布 大さじ1
はちみつ 大さじ1
生姜 ひとかけ
作り方
(1)大根は皮をむかずに3mm程度のいちょう切りにして塩昆布をからめ、軽くもんでおきます。水気が出て来たらペーパータオルで軽く絞ります。
(2)夏みかんの皮、生姜はそれぞれ千切りにしておきます。
(3)(1)と(2)にはちみつをからめ、密封容器に入れて冷蔵庫で寝かせます。2時間ほどで食べられます。
(3)夏みかんの皮の塩漬け
冷や奴などの薬味としても重宝できる一品です。
材料(作りやすい分量)
夏みかんの皮 1個分
塩 小さじ1
作り方
(1)夏みかんの皮は白い綿の部分を取り、さっとゆでこぼしたら水気を拭き取り、乾かしておきます。
(2)(1)をみじん切りにして塩をまぶし、2時間ほど置けば完成です。
夏にしか味わえない夏みかんは、独特の酸味が魅力です。暑さで疲れたからだに、甘酸っぱくてジューシーな口当たりはうれしいですね。食べるサプリを、たくさん味わってください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ビタミンC – わかさ生活
※クエン酸 – わかさ生活
※ヘスペリジン – わかさ生活
※β-カロテン – わかさ生活