カロリーや糖質が高いと思われがちなトウモロコシですが、実は「痩せ食材」といえるような、さまざまなダイエットに役立つ作用があります。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、トウモロコシのダイエットのサポートになる働きと、より効果的な食べ方をご紹介します。
■腸内環境の改善にトウモロコシを
ダイエットに腸内環境の改善は欠かせません。腸内に老廃物がとどまった状態でいると、血流が滞る原因につながり、からだにとって必要な栄養が巡りにくくなり、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
トウモロコシには腸内環境の改善に役立つセルロースという不溶性食物繊維が含まれていますので、痩せたいときにはとり入れていくといいでしょう。
■満腹感のサポートにも
トウモロコシの不溶性の食物繊維は、しっかり噛んで食べる必要があるため、早食いによる食べ過ぎを防ぐことができます。
さらに胃の中での滞在時間が長いため、満腹感が長時間続くことで、食べ過ぎを防ぐこともできます。
■むくみ防止、血流改善にも
また、痩せたいときに心掛けたいのが、むくみの防止と血流の改善です。むくみと血流の低下は、代謝をダウンさせてしまうからです。
トウモロコシにはむくみの予防と改善に役立つカリウムと、血行を促進するビタミンEが含まれていますので、ダイエット中の食材として大いにおすすめできます。
■効果的なトウモロコシの食べ方3選
(1)ヘルシーポップコーン
ダイエット中でも、カリカリとした食感のスナックは味わいたいものですね。自宅で作るポップコーンはダイエット向きです。市販のものはバターなどがたっぷり使われていて高カロリーですが、自宅で作ればぐっとヘルシーになります。
材料(作りやすい分量)
ポップコーン用コーン 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1/3
塩 適宜
作り方
(1)耐熱容器にポップコーン用のコーンを入れ、オリーブオイルを加えて混ぜます。
(2)(1)にラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分30秒加熱します。
(3)30秒ほどそのままにしてラップを取り、塩をかければ完成です。
(2)トウモロコシご飯
白米が好きで、食べ過ぎてしまう方におすすめです。トウモロコシが入ることで咀嚼回数が増え、満腹感が早く感じられますし、食物繊維が多く摂れます。缶詰を使って簡単に作れます。
材料(作りやすい分量)
ホールコーン缶 1缶(190g)
白米 2合
塩 小さじ1
酒 大さじ2
作り方
(1)ホールコーン缶は、コーンと缶汁を分けておきます。
(2)米は研ぎ、水気を切って釜に入れます。続いて缶汁と酒を加えたら、水(記載外)を内釜の2合の目盛りのところまで注ぎ、30分ほど浸水させます。
(3)塩を加えてさっと混ぜたらコーンを乗せ、炊飯器にセットして炊きます。炊き上がったら全体を混ぜ合わせれば完成です。
(3)トウモロコシの寒天寄せ
暑い季節にうれしい、ひんやりとした寄せものです。トウモロコシから不溶性食物繊維が、寒天から水溶性食物繊維が摂れて、腸活にぴったりの一品です。食前に食べると食物繊維の働きで血糖値の急上昇も防げます。
材料(作りやすい分量)
トウモロコシ(缶詰) 150g
湯 300ml
顆粒コンソメ 小さじ2
粉寒天 2g
作り方
(1)湯と顆粒コンソメと粉寒天を鍋に入れて火にかけ、沸騰させます。
(2)(1)にトウモロコシを入れて容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。
とうもろこしは意外にダイエットの味方になる食材です。ぜひ上手に取り入れて、これからの季節のダイエットにお役立てください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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