40・50代になると、頬や顎まわりなどの顔のたるみが気になる人も増えてくると思います。たるみの大きな原因は、お顔の土台である「筋肉」が衰えること。
筋肉は年齢とともに衰えるものですが、一方で、何歳になっても変化させやすい部分でもあります。
エステティシャンの筆者が、気になる顔のたるみをスッキリと引き締める、顔エクササイズを3つご紹介します。
■「い」「う」を繰り返して、頬のたるみをスッキリさせる!
まずは、頬のたるみを引き締めるエクササイズをご紹介します。しっかり口角が上がり、若々しく魅力的な笑顔をつくれるようにもなりますよ。
口角を限界まであげ、口を開き、「い」の形にしてください。
続けて、思い切り口をすぼめて「う」の形に。
「い」「う」の形をそれぞれしっかりと交互につくる動きを、1分間繰り返します。
■舌まわりの筋肉を鍛えて「二重顎」撃退!
普段から、舌の位置が上顎につかずに下がっていると、舌の奥の筋肉がうまくつかえずに、30代後半以降は痩せていても顎がたるみ、二重顎が進行していきます。
予防・改善には、舌の奥の筋肉を鍛えるこのエクササイズを行いましょう。
口の中で舌を根元まで上顎にベタっとつけます。
横からみると、顎のラインがきゅっと締まるのがわかるはずです。
舌をきゅっと上顎に押しつけたまま、天井を見るように上を向きます。
この時に舌が離れないように、ずっと押しつけた状態をキープしてください。
天井を見る、正面を見る、の動作を交互に1分間繰り返します。
注意点
首が凝り過ぎている人、顎がきついと感じる人、頭をふると気分が悪くなる人などは、無理のない範囲にしておきましょう。
■たるみ改善の定番!舌回しでフェイスラインがスッキリ
顔のたるみ改善の定番「舌回し」。しっかりとやれば、顔痩せや、たるみ予防・改善に効果的です。
頬はもちろん、フェイスラインもスッキリしますよ。
唇を閉じた状態で、舌を回していきます。歯茎をなぞるようにゆっくり大きく回しましょう。
左回し30秒、右回し30秒を目安に行います。
注意点
「ほっぺたがきつい、痛い!」と感じたり、慣れていなかったりする人は、スピードよりも、まずは舌を根元から動かすイメージで「ゆっくり、大きく、遠くに」回していきましょう。
顔のエクササイズは、筋肉が動くことで血行やリンパの流れを促すため、1回やっただけでも「むくみが軽減した」と感じる人も多いでしょう。しかし、1回での効果はせいぜいその程度ともいえます。毎日1〜2回繰り返していけば、筋トレ効果でフェイスラインがスッキリと引き締まってくのを感じるはずです。継続は力なり。ぜひ続けてみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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