「最近、肌がごわついている」「いつの間にか、日焼けをした」と感じる方は、夏のNG習慣を繰り返して“肌の老化”が進んでいるかもしれません。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、肌の老化を招く夏のNG習慣をご紹介します。
■肌の老化が夏に加速しやすい理由
夏は、肌にとってダメージの多い季節。さまざまな外的要因によって肌の老化を招きます。
紫外線
紫外線は、肌の老化の最大の要因といっても過言ではありません。肌の老化原因の約8割を占める「光老化」の原因であり、もっともさけたい外的要因です。
自然老化と比べて光老化による肌への影響は大きく、肌のゴワつき、深いシワやシミ、キメの変形、表皮の不均一さなどの老化現象を招きます。
汗やエアコンによる乾燥ダメージ
汗やエアコンも、肌にとってダメージとなる場合があります。
汗が蒸発するときに肌の水分が奪われると、乾燥につながります。エアコンの効いた室内は乾燥しやすい環境です。
エアコンと汗の蒸発の悪循環で、肌がどんどん乾燥しやすい状態になってしまいます。
乾燥の放置
夏場は汗や皮脂が出やすいため、乾燥を自覚しにくい時期でもあります。
肌が乾燥した状態を放置すると、肌のバリア機能が低下してダメージを受けやすい状態が続き、肌の老化の加速を招きます。
■肌の老化を招く夏のNG習慣3つ
肌の老化の主な原因がわかったところで、日々の習慣を見直してみましょう。夏に気をつけたい3つのNG習慣と、その対策をご紹介します。
(1)日焼け止めサボり
洗濯物を干すときや庭の水やりなど、屋外での家事の際も紫外線にご注意を。それが5分〜10分程度であっても、毎日の積み重ねになるとその時間は膨大なものになります。
シミやシワの原因を蓄積し続けることになるため、短時間屋外に出るだけでも日焼け止めを塗っておくことが大切です。紫外線は極力さけるという意識をもちましょう。
(2)汗のかきっぱなし
汗をかいたら、そのままにしていませんか? 拭き取るとメイクが崩れそうで不安だからといって放置していると、汗の蒸発時に肌が乾燥してしまいます。
メイクを崩さないための方法は、汗をかいたらハンカチでそっとおさえること。ハンカチを動かさずに汗を吸収させるだけなら、メイク崩れは最小限に抑えられます。
(3)エアコンやメイク直しの繰り返しによる、エンドレス乾燥
エアコンの効いた部屋に長時間いたり、メイク崩れや日焼け止めの塗り直しで何度もパウダーを重ねたりすると、肌の乾燥がどんどん進んでしまいます。乾燥の要因を重ねないように過ごすことが大切です。
日焼け止めの塗り直しの際にうるおい補給のできるミストタイプを取り入れたり、一度メイクを落として保湿してからファンデーションを塗り直すなどの工夫がおすすめします。
夏の肌の老化対策には、「紫外線対策の徹底」と「乾燥対策」が大切です。NG習慣を改めて、朝・晩のスキンケアできっちりと保湿を行い、若々しい肌をキープしましょう。
(コスメコンシェルジュ・美容ライター/古賀 令奈)
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