あなたは、「自分の歩き方」を意識しながら歩いていますか?
歩くということは毎日、そして一生行う動作です。つまり、週に1回の筋トレよりも、正しい歩き方を意識するということが大切です。
フィットネス美トレーナーの筆者が、オバさん体型を招く、40・50代のNGな歩き方と、正しい歩き方をご紹介します。
■オバさん体型を招く「40・50代のNGな歩き方」3つ
(1)ちょこちょこ歩き
小さな子どもがちょこちょこと歩いている姿は微笑ましいですが、大人になってからちょこちょこと狭い歩幅で歩くのはNG。
下半身は、全身の約7割の筋肉をしめています。つまり、歩幅が狭いちょこちょこ歩きだと、歩くときに少ししか筋肉が使われません。
歩くときに歩幅を大きくすると多くの筋肉が使われるため、歩くだけで筋肉量や運動量のアップにつながります。歩幅を大きくすることを意識して歩くだけで、ダイエットにつながるということです。
(2)ノロノロ歩き
あなたの歩くスピードは遅いですか? それとも早いですか?
遅いスピードでダラダラと歩くのはNGです。ノロノロと歩くということは、下半身だけで歩いている場合が多いからです。
歩くということは、全身運動です。競歩選手の歩き方を想像してみてください。大きく腕を後ろに引いて、上半身も動かしています。
脚だけの筋肉で歩こうとすると、速さには限界があります。下半身だけでなく上半身も使って歩くことで、スピードアップして歩くことができます。
全身を使って歩くことで運動量がアップするため、脂肪燃焼にもつながりますよ。
(3)スマホを見ながら猫背で歩く
スマホを見ながら背中や腰を丸めて歩いている方をよく見かけますが、これもNGです。まず危ないですし、姿勢が悪いまま歩いていると首や肩こり、背中や腰に負担もかかります。
また、見栄えも悪くなり、老けて見えたり不健康な印象を与えたりしてしまいます。
緊急時以外、歩いているときはスマホを見ずに前を向いて、きれいな姿勢を意識して歩きましょう。
■正しい歩き方
上記のNGな歩き方を知ったうえで、どんな歩き方をすればよいのでしょうか? 姿勢を正したら、頭頂部で空を押し上げるようなイメージで前を向き、歩幅を広めにして足だけでなく腕を振って歩いてください。
簡単なように感じると思いますが、猫背の方は歩いている時も背中が丸まっている場合が多いです。歩幅を広めにして腕を振って歩くことで、自然と背筋が伸びていきますよ。
今まで何の意識もなく歩いていた方は、ぜひ今日から歩き方の意識を変えてみましょう。
美は1日にしてならず。小さな積み重ねが何よりも大切ですよ。
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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