シワは、加齢や紫外線、乾燥などの影響で肌の弾力が失われることでできるものです。しかし、それだけではありません。
エステティシャン歴20年の筆者が、シワが深くなってしまう、日常でやりがちだけどNGなクセを5つ紹介します。
■シワが深くなる!?日常の「NGなクセ」5つ
シワの深さや数は、一部は加齢や遺伝、環境要因によっても影響を受けます。
一方、実は日常生活の中で行っている些細なクセも、シワの形成に関与することがあります。
特に、表情のクセは、シワの深さに大きな影響を与える要因の一つ。不適切な表情やクセが続くことで、シワがどんどん深くなる可能性があります。
以下のような表情・仕草の「NGなクセ」には注意が必要です。
(1)眉間にシワを寄せる
考え事をしたり、怒ったり、驚いたりするときに眉間にシワを寄せるクセがある人は要注意です。
眉間にシワを寄せると、肌に溝ができてしまい、そのまま定着してしまう可能性が。
眉間にシワを寄せないように意識することや、眉間のマッサージをすることで予防できます。
(2)目を細める
笑ったり、目が悪い人がメガネやコンタクトをしていないときに、目を細めるクセがある人は要注意です。目を細めると、目尻にシワができやすくなります。
目尻のシワは乾燥しやすい部分なので、保湿ケアも忘れずに行いましょう。
目の疲れを取るために目薬やアイマスクを使うこともおすすめですよ。
(3)口元を歪める
話したり、食べたりするときに口元を歪めるクセがある人は要注意です。口元を歪めると、口角やほうれい線にシワができやすくなります。
口元の筋肉を鍛えるために口角上げ体操や、口周りの筋肉にある口輪筋体操を行い、予防しましょう。
口角上げ体操(笑顔)
姿勢を正して正面を向き口を「い」 の形にして、笑顔を作る感覚で口角を引き上げます。
口輪筋体操(チュー顔)
姿勢を正して正面を向き頬を引っ張るように、口を「う」 の形にしてチュー顔を作る感覚で、なるべく前へと突き出します。
(4)首を曲げる
スマートフォンやパソコンを使うときに、首を曲げるクセがある人は要注意です。首を曲げると、首筋にシワができやすくなります。
首筋のシワは老けて見える原因の一つなので、スマホやパソコンの画面は、目線よりも少し上に置くようにしましょう。
首筋のマッサージやストレッチも効果的ですよ。
(5)寝顔をつぶす
横向きやうつ伏せで寝るクセがある人は要注意です。寝顔をつぶすと、顔全体にシワができやすくなります。
特に枕カバーがごわごわしていたりすると、肌に摩擦がかかって余計にシワが深くなる要因に。
寝顔をつぶさないように意識することや、柔らかく滑らかな素材の枕カバーを使うことで予防できます。
今回、紹介したクセは、無意識に行ってしまうことも多いので、自分の表情や姿勢に気を付けてみてくださいね。シワは早めの対策が大切です。シワ予防のために、スキンケアや生活習慣の見直しも忘れずに行いましょう。
(エステティシャン・アロマ師 生出 和恵)
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