暑い時期がすぎ、日差しも柔らかく感じるようになってきました。ですが、ここからが「美白※」と「シミ対策」の本番です。
紫外線をたっぷり浴びてしまった肌を放置しておくと、さらにシミが目立ってしまう場合があります。
肌育美容家の筆者が、秋冬にこそ行いたい美白とシミ対策のスキンケア&気をつけたい生活習慣をご紹介します。
■40・50代になるとシミが目立つのはなぜ?
まずは、シミができる仕組みを簡単に説明します。
表皮の基底層にある「メラノサイト」が紫外線や女性ホルモンなどから刺激を受けると、肌を守ろうと「メラニン色素」を放出します。
メラニン色素自体は悪者ではないのですが、加齢とともにターンオーバーが鈍くなっている肌だと排出がむずかしい場合があります。肌の中にメラニン色素が留まり続けると、シミとして定着してしまいます。
紫外線を浴び続けた夏以降、これからの季節のスキンケアや生活習慣が美白をゲットするカギとなります。
■秋冬のスキンケアと生活習慣を見直す
紫外線量が減っても、UV対策は1年中必須です。日焼け止めを塗る、またはUVケア効果のある下地やファンデーションを使いましょう。
クレンジングや洗顔時は、タオルでの摩擦に注意してください。ゴシゴシと肌をこすって刺激を与えると、紫外線と同じようにメラニン色素を作り出す原因につながってしまいます。
睡眠不足やストレスも肌のターンオーバーを鈍化させるので、毎日のリズムを崩さないように心がけてください。
毎日のちょっとした習慣を見直すことも、美白とシミ対策に有効です。
■どんなスキンケア製品を選ぶ?美容成分別にチョイス
筆者が愛用しているシミ対策用の美容液を3つご紹介します。それぞれ美白に良いとされている美容成分にプラスして、エイジングケアにも役立つものをピックアップしました。
(1)N organic Plenum リンクルダイレクト エッセンス/エヌオーガニック
10月17日に発売されるエヌオーガニックの最高峰シリーズ「N organic Plenum(エヌオーガニックプレナム)」の、目元・口元のパーツケア用の美容液です。
美白効果が期待できる有効成分「ナイアシンアミド」が配合されているので、シミのできやすい頬の高い位置やこめかみにも使えます。
先端がアプリケーターになっているので、直塗りできる使いやすさも嬉しいポイントです。
(15g 通常購入税込価格11,000円[医薬部外品])
(2)メラノフォーカスEV/HAKU
美白、シミ対策用の美容液といえば、長年のシミ研究から生まれた医薬部外品のこちらのアイテムです。3月21日にリニューアル発売されました。
「m-トラネキサム酸」と「4MSK」の2種の美白有効成分が配合されています。
肌がトーンアップする印象になるので、筆者もリピートしています。
(45g 税込価格11,000円(編集部調べ))
※写真は、筆者私物の15周年スペシャルデザイン「メラノフォーカスV」です。
(3)VCエッセンスプラス/ドクターメディオン
炭酸パックのパイオニア、ドクターメディオンの美容液です。肌への浸透力で注目を集めるビタミンC誘導体「APPS」をはじめ、「水溶性ビタミンC誘導体」「油溶性ビタミンC誘導体」などが配合されています。
サラリとしたテクスチャーなので他のスキンケアの邪魔をせず、1本使い終わる頃には肌全体が明るくなったような印象になりました。
(30ml 税込価格6,600円)
40・50代のシミは、一旦できてしまうと頑固に肌に居座ってしまうもの。なので、シミを作らせない肌づくりをコツコツ続けて、美白を手に入れてください。
※記事中での「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐことです。また、エイジングケアとは年齢に応じたお手入れのことです。
※各商品の情報は記事公開時のものです。
(肌育美容家 今泉 まいこ)
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【参考】
※N organic Plenum リンクルダイレクト エッセンス – エヌオーガニック
※メラノフォーカスEV – HAKU
※ドクターメディオン VCエッセンスプラス – メディオン